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鎌倉は武家の都として栄えましたが、鎌倉幕府滅亡後は衰退するとともに、戦乱や災害により多くの寺社を失いました。 中世のまま残っている建物は、円覚寺の舎利殿や荏柄天神社の本殿など数少ないものとなっています。 そんな鎌倉の栄枯盛衰の歴史を学びながらの観音巡礼もいいかもしれません。 知られている坂東三十三箇所の巡礼は、観音信者であった源頼朝が発案したともいわれています。 鎌倉観音巡礼の第一番・杉本寺、第三番・安養院、第四番・長谷寺は、坂東三十三箇所の札所でもあります。 報国寺からの巡礼古道や衣張山の古道は、坂東三十三箇所第二番札所岩殿寺(逗子市)への巡礼道だったといわれています。 鎌倉の8月10日は四万六千日。 この日に参詣すると46000日参詣したのと同じご利益があるといわれています。 |
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江戸時代に入ると、観音巡礼が盛んに行われるようになります。 鎌倉郡においても、鎌倉、横浜戸塚、藤沢などにまたがる鎌倉郡三十三箇所が設けられました。 しかし、明治に入って廃寺となってしまった寺も多く、昭和に入って鎌倉市内の寺院のみで三十三箇所が設けられています。 |
第1番![]() 十一面観世音 坂東札所
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第2番![]() 准胝観世音
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第3番![]() (田代寺) 千手観世音 坂東札所
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第4番![]() ![]() (長谷観音) 十一面観世音 坂東札所
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第5番![]() 如意輪観世音
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第6番![]() ![]() 千手観世音
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第7番![]() 聖観世音
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第8番![]() 十一面観世音
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第9番![]() 聖観世音
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第10番![]() ![]() 聖観世音
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第11番![]() 聖観世音
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第12番 教恩寺 聖観世音
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第13番![]() 魚籃観世音
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第14番![]() ![]() 聖観世音
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第15番![]() ![]() 聖観世音
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第16番![]() ![]() 聖観世音
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第17番![]() 十一面観世音
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第18番![]() 如意輪観世音
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第19番![]() ![]() 十一面観世音
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第20番![]() 千手観世音
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第21番![]() ![]() 聖観世音
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第22番![]() ![]() 如意輪観世音
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第23番![]() 聖観世音
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第24番![]() ![]() 十一面観世音
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第25番![]() 千手観世音
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第26番![]() ![]() 十一面観世音
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第27番![]() 聖観世音
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第28番![]() 千手観世音
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第29番![]() ![]() 聖観世音
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第30番![]() 聖観世音
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第31番![]() ![]() 聖観世音
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第32番![]() 聖観世音
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第33番![]() 十一面観世音
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この日に観音さまにお詣りすると、四万六千日間お詣りしたのと同じご利益があるとされている。 |
坂東三十三箇所は、源頼朝の観音信仰と、源平の戦いで西国に赴いた武者たちが西国三十三箇所の霊場を観たことで、鎌倉時代初期の開設につながったのだといわれている。 |
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観世音(かんぜおん)とは、「妙法蓮華経」などに説かれる菩薩さまで、阿弥陀如来の脇侍です。 |
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