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清水寺の8月9日と10日は、観音菩薩の大功徳日。 「千日詣り」と呼ばれ、一日参拝すると千日分のご利益をいただけるというもの。 観音菩薩の縁日は18日ですが、「千日詣り」は観音信仰の広まりとともに設けられた特別な日。 紫式部や清少納言も参詣したと伝えられています。 現在では8月16日までが大功徳日とされ、本堂内々陣の特別拝観も行われています。 14日から16日は夜間拝観も。 |
千日詣り 8月9日~16日 |
【本堂内々陣特別拝観】 9:00~17:00 【夜間拝観】 14日〜16日 21:00受付終了 |
清水寺の本堂内は、外陣(礼堂)と内陣、内々陣の三つに分かれています。 内々陣には三基の厨子が置かれ、中央の厨子には本尊の千手観音立像、向かって右側の厨子には毘沙門天立像、左側の厨子には地蔵菩薩立像が安置されています。 |
坂東の観音霊場で行われる四万六千日は、千日詣りがもとといわれる大功徳日。 |
東京浅草の浅草寺でも千日詣りが行われていましたが、江戸時代になると四万六千日と呼ばれるようになったようです。 |
鎌倉の杉本寺・安養院・長谷寺の四万六千日は、朝早くから参詣したことから「朝詣り」と呼ばれてきました。 |
清水の舞台で知られる清水寺。西国観音霊場の第十六番札所。 源頼朝は、三歳のときに清水寺から下された二寸銀の聖観音像を守り本尊とし、1180年(治承4年)の挙兵の際には、髷の中に納めていたという(参考:鎌倉・源頼朝墓)。 |
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