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報国寺は、孟宗の竹林で知られる寺で「竹の寺」と呼ばれる。 1334年(建武元年)に開かれ、足利家及び上杉家の菩提寺として繁栄した。 寺名は開基足利家時の法号「報国寺殿」に由来する。 本尊の釈迦如来像、脇侍の文殊菩薩像・普賢菩薩像は宅間法眼作と伝わる。 開山の天岸慧広(仏乗禅師)の『東帰集』は、日本人によるものとしては最初の漢詩集(国重文(鎌倉国宝館に寄託))。 永享の乱で敗れた足利持氏(四代鎌倉公方)の嫡男義久(10歳)がこの寺で自刃している。 |
鎌倉観音巡礼第10番札所 (聖観世音) 鎌倉十三仏第4番札所 (普賢菩薩) |
開山 | 天岸慧広 |
開基 | 足利家時(尊氏の祖父) |
本尊 | 釈迦如来 |
その昔、年老いた大猫が宅間谷に住みつき、里へ出ては子どもを取って食べるので、当時の住職が山に向って一喝したら、熊のような大きな猫が崖の下で死んでいたという。 |
寛政年間に建長寺が江戸幕府に提出した境内絵図の控え(鎌倉市指定文化財)。 |
報国寺からハイランドへと通ずるハイキングコース。 かつての巡礼古道。 |
伏見宮家の分家にあたる華頂宮博信侯爵が建てたハーフティンバースタイルの洋風建築物。 報国寺の先。 |
浄妙寺(足利貞氏の墓) 長壽寺(足利尊氏の墓) 瑞泉寺(鎌倉公方菩提寺) 別願寺(足利持氏供養塔) |
鎌倉市浄明寺2−7−4 0467(22)0762 鎌倉駅から金沢八景・大刀洗行・ハイランド循環バス 「浄明寺」下車徒歩3分 |
12月29日から1月3日までは、拝観できません。 |
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