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東海随一の神格だったと考えられている三嶋大社。 創建年は不詳。 祭神は、大山祇命(おおやまつみのみこと)・積羽八重事代主神(つみはやえことしろぬしのかみ)。 平治の乱に敗れ伊豆国へ流されていた源頼朝は、三嶋大社を崇敬し、「源氏再興の旗挙げの日」を三嶋大社の祭礼の日と定め、1180年(治承4年)8月17日、伊豆国の目代山木兼隆を討ち取った。 石橋山の戦いでは敗れたものの、真鶴から船出して安房国(源頼朝上陸地)へ渡って軍を整え、鎌倉に入り、見事、武家の都市を創り上げている。 宝物館には、北条政子奉納という国宝「梅蒔絵手箱」が残されている。 |
※ | 大山祇命は、山森農産の守護神、また事代主神は「恵比寿」とも称され福徳の神として現代でも厚い崇敬を受けている。 |
![]() (感応寺:藤沢市) ![]() ![]() (大山祇命の娘) |
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旧東海道にあった石と、安達盛長が源頼朝を警固した場所。 |
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北条政子が勧請したと伝えられている社と、源頼朝が放生会を行ったという池。 |
![]() 総門 |
![]() 矢田部盛治の像 |
矢田部盛治は、東海大震災で倒壊した社殿を復興した人物。 |
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源頼朝と北条政子が休息したという石と、毎朝、神を乗せて箱根山に上ったという神馬。 |
![]() 神門 |
1867年(慶應3年)の竣工。この先から清浄地。 |
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![]() 舞殿 |
金木犀は、樹齢1200年ともいわれる国の天然記念物。 |
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![]() 祓所神社 |
総欅造の本殿は、国の重要文化財。 |
![]() 伊豆魂神社 |
![]() 芸能殿 |
伊豆一円の戦没者の霊が祀られている社と、慶応4年に建てられた旧総門。 |
![]() 神鹿苑 |
![]() 源頼朝 旗挙げの碑 |
![]() 若山牧水歌碑 |
![]() 扁額 |
のずえなる三嶋のまちのあげ花火月夜のそらに消えて散るなり・・・牧水 扁額は有栖川宮熾仁親王書。 |
![]() 松尾芭蕉句碑 |
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どむみりと楝や雨の花曇 芭蕉 |
『吾妻鏡』によれば、源頼朝は、走湯山と箱根山の二所権現と三嶋社を参詣する「二所詣」を1188年(文治4年)に行っている。 これが「二所詣」の最初の記録で、以後、鎌倉時代を通して行われた。 |
崇敬する三嶋大社に百日参籠した源頼朝は、その途上で数々の伝説を残した。 |
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静岡県三島市大宮町2−1−5 JR「三島駅」から徒歩7分 伊豆箱根鉄道駿豆線「三島田町駅」から徒歩7分 |
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