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七人の頼朝の伝説
〜三嶋大社〜

編集:yoritomo-japan.com








 源氏再興を祈願して以来、三嶋大社を崇敬していた源頼朝は、毎年四度の祭礼に詣でることを誓っていたそうですが、鎌倉からは遠く、百姓への負担を考えると思いどおりにはいきませんでした。

 そこで、安久村(現在の三島市中郷地区)の由緒正しい百姓七人を選び、大祭に輪番で代参するよう命じました。

 代参者は、頼朝を名乗ることが許され、征夷大将軍の装束と左折金帽子が与えられました。

 その出で立ちは、鎌倉殿に少しも異ならなかったそうで、七人の頼朝は、毎年、輪番を違わずに社参したのだそうです。



源頼朝



 代参の頼朝は、「よりとも」ではなく「らいちょう」と呼ばれていたそうです。

 これは「在庁」(ざいちょう)を意味していたのだといいます。

  そして、安久村から間眠神社横を通って三嶋大社へ向かう道は「在庁道」・「頼朝道」と呼ばれていました。

 代参は明治の初めまで行われていたそうです。








歴史めぐり源頼朝




三嶋大社
リンクボタン三嶋大社

 三嶋大社は源頼朝が崇敬した神社。

 頼朝は1188年(文治4年)、走湯山(伊豆山)と箱根山の二所権現と三嶋社を参詣する「二所詣」を始めている。


静岡県三島市大宮町2−1−5

JR東海道線「三島駅」より徒歩15分。
伊豆箱根鉄道「伊豆三島田町駅」より徒歩10分



三嶋大社と御門の守護神と
源頼朝伝説

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