鎌倉手帳(寺社散策)

ヒガンバナ 円覚寺洪鐘祭




60年に一度の洪鐘祭



 洪鐘祭は、円覚寺弁財天の祭礼。

 九代執権北条貞時は、洪鐘を鋳造した際、七日七夜江の島弁財天に参籠して鋳造に成功したのだといいます。

 それに感謝した貞時は、円覚寺江の島弘法大師が刻んだと伝えられる弁財天を円覚寺の鎮守として祀ったのだと伝えられています。

 江の島の弁財天と円覚寺の弁財天は夫婦弁天と呼ばれ、61年目ごと(60年に一度)に行われる洪鐘祭で出会うことになっています。




洪鐘祭:円覚寺弁財天祭礼


円覚寺洪鐘祭絵巻










円覚寺
リンクボタン円覚寺

 円覚寺は、八代執権北条時宗が宋の禅僧無学祖元を招いて開かれた。



円覚寺洪鐘
リンクボタン円覚寺の洪鐘

 円覚寺の国宝「洪鐘」は、九代執権北条貞時が七日七夜江の島弁財天に参籠して鋳造が成功したというもの。



江の島
江の島

 江の島は神仏混淆の霊地として信仰を集めた島。

 源頼朝文覚にに命じて江の島に弁財天を勧請し、奥州平泉藤原秀衡調伏の祈祷を行った。



江島神社
リンクボタン江島神社

 江島神社は、奥津宮中津宮辺津宮からなる神社で、江戸時代までは江の島弁財天と呼ばれた。

 辺津宮は源実朝鶴岡八幡宮の供僧・良真に命じて創建。



江の島弁財天
リンクボタン奉安殿

 江島神社辺津宮にある奉安殿には、

 女性の象徴をすべて兼ね備えているといわれる「裸弁財天(妙音弁財天)」と、

 源頼朝文覚に命じて勧請したとも伝わる「八臂弁財天像」

 が安置されている。










円覚寺洪鐘祭


 洪鐘祭は60年に一度開催される円覚寺弁財天の祭礼。



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