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宝 物 風 入
建長寺・円覚寺(鎌倉)

編集:yoritomo-japan.com








宝物風入


 毎年、11月3日を含めた3日間、建長寺円覚寺で宝物風入が行われ、絵画・書籍・工芸品・彫刻などの宝物を拝観することができます。

 建長寺では、国宝の「蘭渓道隆像」「法語規則」をはじめ、賢江祥啓の「三十三観音像」「北条時頼坐像」などの重要文化財が展示されます。

 円覚寺では、宝物拝観に併せて、無学祖元の塔所正続院の国宝「舎利殿」が特別公開されます。




2024年の宝物風入は
11月2日〜4日



 2024年の宝物展示は以下のとおり。


建長寺

 得月楼で蘭渓道隆像・北条時頼像や絵画・彫刻・工芸などの寺宝が展示されます。
 2024年は仏殿の伽藍神像も間近で拝観できるのかも。

 9:00〜16:00
 拝観料は300円(小中学生無料 建長寺拝観料は別です)


円覚寺

 大方丈で北条時宗書状・仏涅槃図などを展示。

 9:00〜16:00
 (最終日は15:30まで)
 拝観は無料(円覚寺拝観料は必要)





=参考=
(一部宝物の紹介)

宝物風入・建長寺
リンクボタン建長寺の宝物
宝物風入・円覚寺
リンクボタン円覚寺の宝物





〜国宝舎利殿の公開〜
(円覚寺)

円覚寺正続院
リンクボタン正続院
円覚寺舎利殿
リンクボタン舎利殿


 鎌倉で唯一の国宝建築物の舎利殿は、円覚寺を開いた無学祖元の塔所正続院の昭堂。

 宝物風入の期間中に特別公開される。

 舎利殿に納められている「仏舎利」(右の奥歯)は、三代将軍源実朝が宋の能仁寺から請来したものとされている。

 もとは実朝が建てた大慈寺に納められていたものを北条貞時が円覚寺に移したのだという。

 室町時代には、その一部が京都に献上され、嵯峨嵐山の鹿王院舎利殿に納められたのだと伝えられている。



公開時間
9:00頃〜16:00頃
(最終日は15:00頃まで)

特別拝観料
高校生以上300円
小中学生100円




宋に憧れた将軍〜源実朝の唐船建造・渡宋計画〜


源実朝が請来した仏舎利の伝説





〜建長寺の法話スペシャル〜

 建長寺では、毎週土曜日、三門の下で法話が開催されていますが・・・

 宝物風入の開催期間中の11月2日(土)には法話スペシャルが龍王殿で開催されます。

 時間は10:00〜15;00。

 テーマは『修行』

 参加費は不要(建長寺拝観料は必要)。


建長寺法話スペシャル〜2024宝物風入〜





〜円覚寺の法話と坐禅の会〜

円覚寺方丈庭園


 円覚寺大方丈では、11月2日(土)から4日(月)の3日間、法話と坐禅の会『功徳林』が開催されます。

 10:00〜11:30
 
 内容は・・・
 法話30分−坐禅60分

 会費1000円(小・中学生500円)

 円覚寺拝観料は別に必要です。


円覚寺の法話と坐禅の会〜2024宝物風入〜










〜かつてあった建長寺のイベント〜

建長まつり
リンクボタン建長まつり

 建長まつりは、2018年から始まったイベント。

 2019年は、宝物風入に合わせて開催されました。

 けんちん汁5000食の振る舞い、山門楼上が特別公開されるなどのイベントが盛りだくさんだったのですが・・・

 新型コロナウイルス感染症の影響で2020年以降は開催されていません。





けんちん汁
リンクボタンけんちん汁

 精進料理の「けんちん汁」は、建長寺の発祥だともいわれています。
 
 建長まつりでは、「けんちん汁講座」が開催されていました。





宝物風入の頃はヒメツルソバが見頃!

円覚寺のヒメツルソバ
リンクボタン円覚寺
建長寺ヒメツルソバ
リンクボタン建長寺

 建長寺のヒメツルソバの景色はなくなっていました(2018/11/03)





洪鐘祭:円覚寺弁財天祭礼


 洪鐘祭は60年に一度行われる円覚寺弁財天の祭礼。

 宝物風入では「円覚寺洪鐘祭絵巻」を拝観することができましたが・・・

 ここ数年は、縮小開催が続いているのでどうなのでしょう?



令和の洪鐘祭 祭礼行列 2023/10/29

 2023年10月29日、2020年から延期となっていた洪鐘祭が開催されました。









建長寺
リンクボタン建長寺
JR北鎌倉駅から
徒歩15分
円覚寺
リンクボタン円覚寺
JR北鎌倉駅から
スグ





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