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春日大社は、全国にある約3000の春日神社の総本社。 710年(和銅2年)、都が平城京に遷されると鹿島神宮(常陸国:茨城県)から藤原氏の氏神である武甕槌命が御蓋山(みかさやま)山頂浮雲峰に迎えられた。 その後768年(神護景雲2年)、左大臣藤原永手が御蓋山中腹に社殿を造営し、香取神宮(下総国:千葉県)から経津主命、枚岡神社(河内国:大阪府)から天児屋根命・比売神を迎えて祀ったのが春日大社の始まり。 藤原氏の氏寺興福寺との関係は深く、興福寺の南円堂の不空絹索観音は、春日大社の本地仏とされている。 11世紀末頃から始まった興福寺による強訴は、春日大社の神霊を移した榊の木を奉じて上洛するものだったという。 |
第一殿:武甕槌命 (たけみかづちのみこと) 第二殿:経津主命 (ふつぬしのみこと) 第三殿:天児屋根命 (あめのこやねのみこと) 第四殿:比売神 (ひめがみ) |
鹿島神宮から迎えられた祭神の武甕槌命(たけみかづちのみこと)は、白鹿に乗ってやって来たという。 そのため、奈良公園の鹿は「神鹿」として大切に保護されてきた国の天然記念物。 |
春日大社の燈籠は、石燈籠約2000基、釣燈籠約1000基の合計約3000基。 その大半は、崇敬者から寄進されたもの。 8月の中元万燈籠では、全燈籠に灯がともされる。 |
春日大社に伝えられる「鼉太鼓」(だだいこ)は、源頼朝の寄進と伝えれる屋外の舞楽演奏用の太鼓。 高さ6.5メートル、重さ約2トンという大きなもので重要文化財に指定されている。 1975年(昭和50年)まで「春日若宮おん祭」に使用されていたのだという。 |
春日大社の神域には、61の摂社・末社が祀られている。 特に若宮が鎮座する南側は、人生で遭遇する難所を守ってくれる神々が鎮まり、参詣者の神めぐりの場所。 |
奈良市春日野町160 JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から奈良交通バス(春日大社本殿行) 「春日大社本殿」下車すぐ 奈良交通バス(市内循環外回り)「春日大社表参道」下車、徒歩約10分 |
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春日大社は世界文化遺産 (古都奈良の文化財) |
大きい地図を見るには・・・右上のフルスクリーンをクリック。 |
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