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吉野山:水分神社

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吉野山:吉野水分神社


 吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ)は、水を司る天之水分大神(あめのみくまりのおおかみ)を主祭神とし、大和国の東西南北(宇太・葛城・吉野・都祁)に置かれた社の一つ。

 守明神とも呼ばれ、「みくまり」が訛って「みこもり」となり、子授けの神としての信仰を集めた。

 清少納言の『枕草子』にも「みこもりの神」として登場する。

 豊臣秀吉はこの地を訪れて秀頼を授かったといわれる。

 現在の社殿は、1605年(慶長10年)に秀頼によって建立されたもの。

 建長3年(1251年)の銘のある木造玉依姫命坐像は国宝。

 楼門・本殿・拝殿・幣殿・回廊(2棟)・透塀・釣燈篭4基・木造天万栲幡千幡姫命(あめよろずたくはたちはたひめのみこと)坐像は重要文化財。

 黒漆金銅装神輿(こくしつこんどうそうしんよ)は奈良県の有形文化財。

 源義経金峯山寺の僧兵に追われ逃げ延びた場所とも伝えられている。





吉野山:吉野水分神社楼門
楼門


吉野山:吉野水分神社湯釜

 楼門に置かれている湯釜は豊臣秀頼の寄進。


吉野山:吉野水分神社本殿
本殿


吉野山:吉野水分神社本殿


吉野山:吉野水分神社拝殿
拝殿


吉野山:吉野水分神社幣殿
幣殿


吉野山:吉野水分神社神輿

 幣殿に置かれている八角八棟造の神輿は、1604年(慶長9年)に豊臣秀頼が寄進したもの。





『枕草子』神は・・・

 清少納言は『枕草子』に素晴らしい神として・・・

 松尾大社石清水八幡宮大原野神社春日大社平野神社・水分神社・上賀茂神社下鴨神社伏見稲荷大社を挙げている。





(参考)

宇太水分神社
リンクボタン宇太水分神社
(宇陀市)

 宇太水分神社は、幼少の源頼朝が参拝し、杉の苗を植えて大将軍になれるかどうかを占ったと伝えられる社。









源義経

静の舞

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吉野水分神社
吉野水分神社

 奈良県吉野郡吉野町吉野山1612

 吉野大峯ケーブル自動車「吉野山駅」から徒歩1時間30分。


吉野山
リンクボタン吉野山



吉野山
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