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宇太水分神社
〜源頼朝が祈願した社〜

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宇太水分神社


 宇太水分神社(うだみくまりじんじゃ)は、崇神天皇の時代(紀元前90年ころ)の創建とされ、水の守り神として大和国の東西南北(宇太・葛城・吉野・都祁)に置かれた社の一つ。

 平安時代末、幼少の源頼朝が参拝し、杉の苗を植えて大将軍になれるかどうかを占ったのだと伝えられる。

 主祭神は、天水分神・速秋津比古神・国水分神。



宇太水分神社

 鎌倉時代の本殿の三棟は国宝。

 摂社(春日神社・宗像神社)は重要文化財。

 春日神社は、かつては興福寺春日大社の荘園であった関係で祀られている。

 宗像神社が祀られた経緯は不明。





頼朝杉
頼朝杉

 源頼朝は杉の苗を植えて、この木が大きく育つことがあれば大将軍になれるであろう・・・

 と占ったのだという。

 「水分の 神の誓いを 植えおきつ 後に栄の 老杉を見む」

 現在の杉は二代目。

 本殿に向かって左側の基壇に使われているのは有霊石と呼ばれ、頼朝が寄進したのだと伝えられている。





(参考)

吉野山:吉野水分神社
リンクボタン吉野水分神社
(吉野山)

 吉野山吉野水分神社は、清少納言の『枕草子』に登場する社。

 源義経金峯山寺の僧兵に追われ逃げ延びた場所とも伝えられている。  









歴史めぐり源頼朝




宇太水分神社
宇太水分神社

奈良県宇陀市菟田野古市場244−3

榛原駅からバスで「古市場水分神社」下車



宇太水分神社
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