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第７回鎌倉検定試験１級
４択式マークシート方式の問題
その１
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| １．次の各問いについて、最も適当なものを１〜４から選びなさい。 |
| （１） | 境内の仏殿、山門、鐘楼、祠堂、祠堂門を１件として、２０１３年（平成２５年）に新たに国の重要文化財に指定されたのはどこか。 |
| １ 東慶寺 ３ 妙本寺 |
２ 英勝寺 ４ 本覚寺 |
| 平成２５年８月７日、英勝寺の建築物５棟（仏殿、山門、鐘楼、祠堂、祠堂門）が国の重要文化財に指定されました。 禅宗様と和様を自由に組合せた江戸時代前期らしい意匠を持ち、屋根の弛も軒の反りもつけない直線的な屋根形状で統一されている堂宇群です。 山門は、関東大震災後、他所に移築されていましたが、平成２３年に境内の旧位置に戻されました。 |
答 ２
英勝寺| （２） | 東日本大震災から２年を迎えた２０１３年（平成２５）３月１１日に、宗派を超えて震災犠牲者の追討が聖職者によって行われたのはどこか。 |
| １ 鶴岡八幡宮 ２ 建長寺 ３ カトリック雪ノ下教会 ４ 円覚寺 |
答 ３
カトリック雪ノ下教会| （３） | ２０１３年（平成２５）に新たに鎌倉市の有形文化財に指定された、国内では珍しい腕が４本の木造十一面観音菩薩立像を所蔵する寺院はどこか。 |
| １ 青蓮寺 ３ 安養院 |
２ 杉本寺 ４ 長谷寺 |
| 十一面観音というと杉本寺や長谷寺を思い出しますが、青蓮寺の十一面観音は四臂のものだといいます（鎌倉時代）。 |
答 １
青蓮寺| （４） | 常楽寺仏殿の天井の「雲龍」を描いたとされる人物はだれか。 |
| １ 小泉淳作 ３ 狩野雪信 |
２ 守屋多々志 ４ 住吉具慶 |
| 小泉淳作は建長寺法堂の「雲龍図」、守屋多々志は円覚寺仏殿の「白龍の図」を描きました。 常楽寺仏殿の雲龍図は狩野雪信の作です。 |
答 ３
常楽寺仏殿
| （５） | 次の寺院とその本尊の組み合わせで正しくないものはどれか。 |
| １ 建長寺・・・地蔵菩薩坐像 ２ 壽福寺・・・宝冠釈迦如来像 ３ 浄智寺・・・三世仏坐像 ４ 浄光明寺・・・薬師三尊坐像 |
| 浄光明寺の本尊は、阿弥陀三尊像。中尊の阿弥陀像には土紋装飾が施されています。 |
答 ４
| 浄光明寺阿弥陀三尊像建長寺仏殿壽福寺仏殿浄智寺仏殿 |
| （６） | 次の鎌倉幕府の有力御家人とその滅んだ場所の組み合わせで正しくないものはどれか。 |
| １ 和田義盛・・・由比ヶ浜 ２ 比企能員・・・常盤 ３ 梶原景時・・・駿河清見関 ４ 三浦泰村・・・法華堂 |
| 比企能員は１２０３年（建仁３年）、北条時政の名越亭で天野遠景と仁田忠常に暗殺されました（参考：比企の乱）。 名越亭がどこにあったのかは明らかではありませんが、常盤ではないことは確かです。 和田義盛は１２１３年（建暦３年）の和田合戦で、梶原景時は１２００年（正治２年）の梶原景時の変で、三浦泰村は１２４７年（宝治元年）の宝治合戦で滅びました。 |
答 ２
梶原景時終焉の地
比企邸跡（妙本寺）
和田塚
三浦泰村一族の墓
| ４択式マークシート方式その２ |
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