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鎌倉:円覚寺の仏殿
〜大光明宝殿〜

編集:yoritomo-japan.com








円覚寺仏殿


 円覚寺の仏殿(大光明宝殿)は、1964年(昭和39年)に再建された鉄筋コンクリート造の建物。

 もとの仏殿は1923年(大正12年)の関東大震災で倒潰し、その40年後に再建された。

 禅宗様の建築様式で、本尊は宝冠釈迦如来坐像で脇侍の梵天立像と帝釈天立像とともに市の文化財に指定されている。

 仏殿前のビャクシンの古木は市の天然記念物。



円覚寺仏殿

 仏殿の扁額「大光明宝殿」は、後光厳天皇の勅筆と伝えられる(1378年(明和4年))。

 宝殿とは神仏の御殿。

 明るく輝く仏の御殿というような意味名のだろうか・・・









円覚寺宝冠釈迦如来坐像
リンクボタン宝冠釈迦如来坐像


円覚寺白龍図
リンクボタン白龍の図


円覚寺ビャクシン
リンクボタン円覚寺の名勝庭園
(ビャクシン)

 仏殿前には、禅宗寺院の特徴の一つで前栽の名残である柏槇(ビャクシン)の古木が植えられている(市天然記念物)。





60年に一度の洪鐘祭
洪鐘祭:円覚寺弁財天祭礼


 前回の洪鐘祭は、仏殿が完成した翌年の1965年(昭和40年)に行われた。

 仏殿では本山、末寺の僧侶80名による大法要が営まれたのだという。



円覚寺洪鐘祭絵巻


令和の洪鐘祭 祭礼行列 2023/10/29

 2023年10月29日、2020年から延期となっていた洪鐘祭が開催された。










円覚寺
リンクボタン龍隠庵からの景色
雪の円覚寺
リンクボタン雪の円覚寺


 円覚寺の伽藍配置は、中国の径山(きんざん)万寿寺の伽藍配置を手本としたもの。

 山門・仏殿・法堂が直線上に配置され、僧堂と庫院・浴室と西浄(便所)が左右対称に配置されていた(参考:円覚寺の伽藍配置)。








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円覚寺
リンクボタン円覚寺

 円覚寺は、八代執権北条時宗が宋の禅僧無学祖元を招いて開かれた。
 臨済宗円覚寺派大本山。
 鎌倉五山の第二位。


鎌倉市山ノ内409
0467(22)0478

JR北鎌倉駅下車すぐ



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