鎌倉手帳(寺社散策)

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福祥寺(須磨寺)
〜一ノ谷古戦場〜


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須磨寺


 須磨寺は、真言宗須磨寺派大本山。

 須磨寺と呼ばれ親しまれているが、正式名称は上野山福祥寺(じょうやさんふくしょうじ)。

 本尊は聖観音。

 漁師が海中より引き上げた聖観世音菩薩像を安置するため、淳和天皇の勅命により、恵偈山北峰寺が建立された後、886年(仁和2年)、光孝天皇の勅命により、聞鏡上人が上野山福祥寺を建立し、北峰寺より聖観世音菩薩像を遷したのが始まりと伝えられている。

 ただ、現在の本尊は1169年(嘉応元年)に源頼政が安置したものだという。

 1184年(寿永3年)の一ノ谷の戦いでは源義経が陣を敷いたのだという。



須磨寺仁王門
リンクボタン仁王門
須磨寺唐門
唐門



須磨寺本堂
リンクボタン本堂



須磨寺護摩堂
護摩堂
須磨寺大師堂
大師堂


須磨寺の五猿
リンクボタン五猿



須磨寺三重塔
リンクボタン三重塔


須磨寺奥の院
リンクボタン奥の院









源平の庭
リンクボタン源平の庭

 一ノ谷の戦いでの平敦盛・熊谷直実の一騎討ちの場面を再現した庭。


須磨寺蓮生院
リンクボタン蓮生院

 院号は出家した熊谷直実の法号「蓮生」に因む。


義経腰掛の松
リンクボタン源義経腰掛の松
敦盛首洗い池
リンクボタン敦盛首洗い池


敦盛塚
リンクボタン敦盛塚
弁慶鐘
リンクボタン弁慶鐘


リンクボタン唱歌『青葉の笛』〜平敦盛と平忠度の最期〜





〜紫式部『源氏物語』〜

 滋賀県大津市の石山寺『源氏物語』を書き始めたという紫式部

 それが「須磨」・「明石」の巻の一節だったのだとか。

 「須磨には、年返りて、日長くつれづれなるに、植ゑし若木の桜ほのかに咲き初めて、空のけしきうららかなるに、よろづのこと思し出でられて、うち泣きたまふ折多かり」

 「若木の桜」は光源氏紫の上を想って植えた桜。

 源平の庭に「若木の桜跡」が・・・



須磨寺・若木の桜
若木の桜



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源氏物語〜須磨・明石〜


宇治十帖〜紫式部『源氏物語』〜





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須磨寺
須磨寺

神戸市須磨区須磨寺町4−6−8

JR「須磨駅」下車12分
山陽電車「須磨寺駅」下車7分


一ノ谷古戦場
リンクボタン一ノ谷古戦場
(神戸市須磨区一ノ谷町)



一ノ谷古戦場MAP
大きい地図を見るには・・・右上のフルスクリーンをクリック。





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