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萬福寺は禅宗の一つ黄檗宗(おうばくしゅう)の大本山。 1661年(寛文元年)、中国明の僧・隠元隆琦(いんげんりゅうき)によって開かれた。 本尊は釈迦如来。 萬福寺は、臨済宗や曹洞宗の寺院が日本風に姿を変えたのに対し、中国風(明朝様式)の姿を創建当初のまま伝えている。 1876年(明治9年)、臨済宗黄檗派と称していた宗派を黄檗宗に改宗。 |
![]() (萬福寺開山) |
![]() (木魚の原形) |
萬福寺の伽藍は、総門を入ると右に放生池があり、そこから三門、天王殿、大雄宝殿、法堂が一直線に並び、その左右には諸堂が整然と配置され、全て回廊で結ばれている。 2024年(令和6年)、天王殿・大雄宝殿・法堂が国宝に指定された。 |
![]() (中国様式の牌楼 :重文) |
![]() (重文) |
![]() ![]() (国宝:都七福神) |
![]() (本堂:国宝) |
![]() (国宝) |
![]() (重文) |
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天王殿の布袋尊は日本最古都七福神の一つ。 他の神は、ゑびす神(ゑびす神社)、大黒天(松ヶ崎大黒天)、毘沙門天(東寺)、弁財天(六波羅蜜寺)、福禄寿神(赤山禅院)、寿老神(革堂) |
栂尾高山寺の明恵は、栂尾で育てた茶の木を栽培に適した宇治の地へ移植させた。 それが宇治茶の始まり。 |
萬福寺の総門前には明恵が茶の木を移植した駒蹄影園(こまのあしかげえん)の跡碑が建てられ、三門前には江戸時代の俳人・一字庵田上菊舎の茶摘みを詠んだ句碑が建てられている。 |
![]() (萬福寺総門前) |
![]() (萬福寺三門前) |
JR奈良線「黄檗」下車 徒歩5分 京阪宇治線「黄檗」駅下車 徒歩5分 |
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