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萬福寺開山の隠元隆琦(いんげんりゅうき)は、中国明朝時代の臨済宗を代表する僧。 中国福建省の黄檗山萬福寺に住持していたが、1654年(承応3年)に来日。 1660年(万治3年)、徳川家綱から山城国の宇治に土地を与えられ、翌年、故郷の寺と同じ名の黄檗山萬福寺を開いた。 隠元は、中国の弟子達には「3年で帰る」と告げていたが、結局帰ることは出来ず、1673年(寛文13年)4月3日に示寂。 その前日、後水尾法皇から「大光普照国師」の号が特諡された。 1917年(大正6年)には大正天皇から大師号を追贈されている(真空大師)。 |
隠元は、日本における「煎茶道の祖」ともいわれ、普茶料理、隠元豆、西瓜、蓮根、孟宗竹(タケノコ)・木魚なども隠元が日本にもたらしたもの。 |
萬福寺は黄檗宗(おうばくしゅう)の大本山。 1661年(寛文元年)の開創。 伽藍配置は中国明朝様式を取り入れたもので、創建当初の姿を今に伝えている。 |
京都府宇治市五ヶ庄三番割34 JR奈良線「黄檗」下車 徒歩5分 京阪宇治線「黄檗」駅下車 徒歩5分 |
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