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ぼんぼり祭
〜鎌倉:鶴岡八幡宮〜

編集:yoritomo-japan.com








鶴岡八幡宮:ぼんぼり祭



  鎌倉の夏の風物詩「ぼんぼり祭」

 開催期間は、立秋の前日から8月9日。

 鎌倉在住の画家、書家、学者などの著名人が揮毫した「ぼんぼり」(雪洞)が、「夏越祭」・「立秋祭」・「実朝祭」の行われる3日間(年によっては4日間)、鶴岡八幡宮の境内に飾られます。

 「ぼんぼり」の掲揚は、源実朝の誕生日に行われる「実朝祭」に書画を奉納したことに始まるのだそうです。



鶴岡八幡宮:ぼんぼり祭

 日没とともに巫女さんによって、約400点の「ぼんぼり」に明かりが灯されます(午後8時30分頃まで)。



鶴岡八幡宮:ぼんぼり祭 鶴岡八幡宮:ぼんぼり祭


鶴岡八幡宮:ぼんぼり祭 鶴岡八幡宮:ぼんぼり祭



〜2023年の「ぼんぼり祭」〜

8月7日(月)から9日(水)まで
(3日間)
期間中21時閉門
雨天中止



リンクボタン2023ぼんぼり祭日程





〜鎌倉殿の13人〜

鶴岡八幡宮:ぼんぼりうちわ
リンクボタン2021ぼんぼりうちわ

 2021年の「ぼんぼりうちわ」は、2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の脚本を手掛けた三谷幸喜先生の揮毫でした。



鶴岡八幡宮:ぼんぼり

 2020年の「ぼんぼり祭」で掲揚された三谷先生の雪洞。



鶴岡八幡宮:ぼんぼり
リンクボタンぼんぼり祭〜鎌倉殿の13人〜

 2022年は、小栗旬さん・大泉洋さんなど出演者の皆さんの雪洞が掲揚されました。 



鶴岡八幡宮:ぼんぼり・迫田孝也
リンクボタンぼんぼり祭〜鎌倉殿の13人:2023〜

 2023年も迫田孝也さん、中村獅童さん、柿澤勇人さん、加藤小夏さんの雪洞が・・・ 










 ぼんぼり祭は、雪洞を掲揚する行事だけではなく、夏越祭・立秋祭・実朝祭という神事も含まれます。


鶴岡八幡宮:夏越祭
夏越祭
(立秋の日前日・15:00〜)


 1938年(昭和13年)より行われている神事。

 ぼんぼり祭は、この夏越祭とともに始まりました。

 源平池畔で古式祓神事が行われた後、茅の輪をくぐり、無病息災を祈ります(参考:大祓式)。





鶴岡八幡宮:立秋祭
立秋祭
(立秋の日・17:00〜)


 1950年(昭和25年)より行われている夏の間の無事を感謝する神事。

 神前には神域で育てられた鈴虫が供えられます。


鶴岡八幡宮:鈴虫





鶴岡八幡宮:実朝祭
実朝祭
(8月9日・10:00〜)


 1942年(昭和17年)より行われている神事。

 8月9日は三代将軍源実朝の誕生日。

 白旗神社では、実朝の遺徳を偲ぶ「実朝祭」が行われ、神前には選ばれた俳句や短歌などが献上されます。

「吹く風の涼しくもあるかおのづから山の蝉鳴きて秋は来にけり」

 (参考:金槐和歌集









鶴岡八幡宮:ぼんぼり祭


 ぼんぼり祭は、1938年(昭和13年)、鎌倉ペンクラブ会長の久米正雄をはじめとする鎌倉在住の名士の協力によって始められました。

 夏の鎌倉は、海水浴客で賑わう一方で、神社仏閣を訪れる観光客が少なかったため、文化的な夏の鎌倉を楽しんでもらうため、夏越祭の時期にあわせて始められたのが、「ぼんぼり祭」なのだそうです。

 祭典の他に日本舞踊・音楽会・俳句会・短歌会・茶会・華会なども催されます。

 各日ともに午後9時には閉鎖される予定です。 



〜2023年の「ぼんぼり祭」〜

8月7日(月)から9日(水)まで
(3日間)
期間中21時閉門



2023ぼんぼり祭日程
リンクボタン2023ぼんぼり祭日程








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鶴岡八幡宮例大祭
リンクボタン鶴岡八幡宮

鎌倉市雪ノ下2−1−31
0467(22)0315

鎌倉駅東口より徒歩10分



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鶴岡八幡宮例大祭









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