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山木兼隆(やまきかねたか)は、伊豆国の目代。 源氏再興の挙兵を果たした源頼朝が最初の攻撃目標としたのが山木館。 『吾妻鏡』によると・・・ 1180年(治承4年)8月17日、北条館を出陣した頼朝軍は、まず佐々木定綱が弟の経高・高綱とともに兼隆の後見役だった堤信遠を討ち取った。 このとき、経高の放った鏑矢が、平家を征伐するための最初の矢となる。 頼朝は「戦が始まったら火をつけるように」と命じていたが、その火がなかなか見えないので、留守をしていた加藤景廉・佐々木盛綱・堀親家らを山木館へ向かわせることに。 そして兼隆は・・・ 山木館に突入した盛綱と景廉に討ち取られた。 |
加藤景廉は、頼朝から長刀を与えられ「兼隆の首を討って持参すべし」と命じられたのだという(三嶋大社蔵)。 |
山木兼隆の菩提寺香山寺には兼隆の五輪塔が建てられている。 |
皇大神社は山木の鎮守。 相殿には山木兼隆が祀られている。 |
源頼朝は三嶋大社に源氏再興を祈願し、三嶋大社の祭礼の日に挙兵した。 |
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静岡県伊豆の国市韮山山木822−1付近 伊豆箱根鉄道駿豆線「韮山」駅から徒歩約20分 |
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