鎌倉手帳(寺社散策)

アジサイ鎌倉のアジサイ  新緑新緑の鎌倉  
    渋沢栄一「晴天を衝け」  武士「鎌倉殿の13人」



真 珠 院
 静岡県伊豆の国市

編集:yoritomo-japan.com







伊豆の国市真珠院


 真珠院は、鎌倉時代に真言宗の寺として開創され、室町時代に曹洞宗に改宗された寺院。

 境内には、源頼朝との悲恋に死んだ伊東祐親の娘八重姫の供養塔がある。

 伊豆に流されていた頼朝は、八重姫との間に一子千鶴丸をもうけるが、祐親の怒りにあい、千鶴丸は川に捨てられ、頼朝も襲撃を受けそうになった。

 頼朝は、北条時政のもとに逃れたが、頼朝のことを忘れられない八重姫は、伊東館を抜け出し、頼朝のいる北条館を訪ねる・・・

 しかし、頼朝は、時政の娘政子と結ばれていたのだという。

 伊東館に帰ることもできない八重姫は、真珠ヶ淵の渦巻く流れの中に身を投げたと伝えられている。

 (参考:鐙摺山(葉山))






〜八重姫御堂〜

真珠院八重姫御堂
八重姫御堂
(静堂)

 八重姫御堂は、源頼朝との悲恋に死んだ八重姫を祀る御堂。

 八重姫の木像と供養塔が安置されている。

 (参考:伊東祐親の娘八重姫との恋


真珠院梯子供養
梯子供養

 御堂に納められている梯子は、八重姫が入水したときに

 「せめて梯子があれば救うことができた」

 という里人たちの気持ちが、願い事が成就したときに、そのお礼参りとして梯子を供える習慣として残されるようになったのだという。


梛の木
那木

 八重姫御堂右前の大木は、那木(和木)といって、葉が横に裂けず「愛のお守り」として、また、「家族平穏のお守り」として功徳がある。

(参考:頼朝と政子の愛の証「椰の葉」)。


真珠院願かけ石
願かけ石

 八重姫御堂左前の願かけ石は、自分の歳の数だけ石をたたくと願い事が必ず成就すると伝えられている。


八重姫主従七女之碑
八重姫主従七女之碑

 八重姫に従っていた侍女6人が、真珠ヶ淵に身を投げた八重姫を葬り弔ったのが真珠院のはじまりだともいわれる。

 八重姫を葬った侍女たちは、伊東へ帰る途中で自害したという。



〜伊東で八重姫〜

伊東市音無神社
リンクボタン音無神社
(伊東市)
伊東市日暮神社
リンクボタン日暮神社
(伊東市)

 音無神社は、源頼朝が八重姫との密会を重ねたという「おとなしの森」に鎮座する神社。

 日暮神社は、源頼朝が日暮れになるのを待ったという「ひぐらしの森」に鎮座する神社。


八重姫







真珠院五輪塔
五輪塔
(1302年)

 五輪塔は静岡県内最古。

 四方に阿しゅく仏・宝生仏・阿弥陀仏・不空成就仏が刻まれた貴重な塔。

 貞治2年銘の阿弥陀如来磨崖仏らとともに市の文化財に指定されている。


真珠院磨崖仏
磨崖仏
(1363年)



源頼朝の鎌倉入り〜源氏再興の挙兵〜(okadoのブログ)

源頼朝と伊豆国(okadoのブログ)


歴史めぐり源頼朝



伊豆の国市:真珠院
真珠院

静岡県伊豆の国市中條145−2

伊豆箱根鉄道駿豆線
伊豆長岡駅から徒歩12分



伊豆の国市・源頼朝MAP
大きい地図を見るには・・・
右上のフルスクリーンをクリック。






伊豆韮山
リンクボタン源頼朝の配流地
(伊豆韮山)

伊豆・箱根
リンクボタン伊豆・箱根の旅
(源頼朝・北条氏ゆかりの地)


鎌倉手帳
(鎌倉情報トップ)


鎌倉ニュース 60年に一度の祭礼
円覚寺洪鐘祭

2022年の大河は北条義時
鎌倉殿の13人 北条義時