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戦乱が鎮まり、民の加護を祈っていた源頼朝は、巳の年の1185年(文治元年)巳の月の巳の日に「宇賀福神」の夢を見た。 夢の中に現れた「宇賀福神」は、「西北の仙境に湧きだしている霊水で神仏を祀れば、平穏に治まる」と告げた。 泉を発見した頼朝は、岩窟を掘らせ宇賀福神を祀った。 それが銭洗弁財天宇賀福神社のはじまりなのだという。 五代執権北条時頼は、霊水で金銭を洗い一族の繁栄を祈ったと伝えられている。 江戸時代には鎌倉五名水の一つに数えられた。 かつては扇ヶ谷の八坂大神の末社だったが、1970年(昭和45年)に独立。 |
本宮/市杵島姫命
奥宮/弁財天(宇賀神) |
宇賀福神は仏教の神である弁財天と習合された神で、体がヘビで頭が人の形をしている。 そのため、ヘビの好物である玉子が奉納される。 明治の神仏分離によって、宇賀福神を祀る多くの神社が、市杵島姫命を祀る神社となった。 |
![]() ![]() (源頼朝の信仰) |
![]() (北条時頼の信仰) |
![]() ![]() (鎌倉五名水) |
いつのころからか、霊水で銭を洗うと数倍になるという信仰が生まれ、巳の日は賑わっている。 特に己巳日(つちのとみのひ)は参詣者が多い(※己巳日=弁財天の縁日)。 洗った銭は持っているのではなく使う事によって「数倍になって返ってくる」のだという。 |
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![]() ![]() (新年初巳日) |
![]() ![]() (4月初巳日) |
![]() ![]() (9月白露巳日) |
鎌倉市佐助2−25−16 0467(25)1081 鎌倉駅西口から徒歩20分 |
大きい地図を見るには・・・ 右上のフルスクリーンをクリック。 |
60年に一度の祭礼![]() |
源頼朝も祀る! |
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