鎌倉手帳(寺社散策)

鎌倉殿の13人 二代執権北条義時
特集!「鎌倉殿の13人」伊豆国編 特集!「鎌倉殿の13人」鎌倉編

紅葉



浄 楽 寺
運慶の真作:横須賀市芦名)

編集:yoritomo-japan.com








浄楽寺


 浄楽寺(浄土宗)は、1189年(文治5年)、鎌倉幕府初代侍所別当和田義盛が建立したと伝えられている寺。

 鎌倉光明寺の末。

 鎌倉時代後期に浄土宗の僧寂恵(じゃっけい)が中興。

 義盛は、三浦大介義明の孫で、源頼朝挙兵に従った武将。

 鎌倉幕府では、侍所別当として活躍した。

 頼朝亡き後の1213年(建暦3年)、北条義時と対立し、由比ヶ浜で最期を遂げている(参考:和田合戦)。

 浄楽寺の阿弥陀三尊像・不動明王像・毘沙門天像は、運慶の真作。








浄楽寺


 浄楽寺の山号は金剛山、院号は勝長寿院。

 1206年(建永元年)、源頼朝が創建した鎌倉の勝長寿院が大風で倒壊した際、北条政子和田義盛が浄楽寺に本尊の阿弥陀三尊像を移したと伝えられてきた。

 そのため、阿弥陀三尊は成朝の作と考えられてきた。





運慶の仏像
リンクボタン運慶の仏像


 浄楽寺の「木造阿弥陀如来及両脇侍像」、「木造不動明王・毘沙門天立像」は、和田義盛の発願により運慶が造立したもの(参考:運慶の仏像)。

 毘沙門天像の胎内にあった銘札から、運慶が義盛と夫人のために造立したことが判明している。

 義盛の阿弥陀三尊の発願は、奥州征伐勝利祈願のためともされているが、願成就院を建立した北条時政への対抗からともいわれる。



願成就院
リンクボタン願成就院
(伊豆の国市)

 願成就院は、北条時政奥州征伐の祈願所として建立したと伝えられ、本尊の阿弥陀如来像・毘沙門天・不動明王・矜羯羅童子(こんがらどうじ)・制咤迦童子(せいたかどうじ)の諸像は運慶の真作で国宝に指定されている。


 リンクボタン願成就院の運慶仏





春の運慶諸仏の御開帳

3月3日
10:00〜15:00
拝観志納金200円〜
(小学生以下無料)


秋の運慶諸仏の御開帳

10月19日
10:00〜15:00
拝観志納金200円〜
(小学生以下無料)


 天候による中止もありますので、雨等の場合は確認してから。
 046-856-8622

 2022秋の御開帳は、「木造不動明王・毘沙門天立像」が金沢文庫で開催される特別展に出展されるため、「木造阿弥陀如来及両脇侍像」のみ公開。

 その代わりに、仏像胎内の納入品の一部が公開されるそうです。


御開帳以外での拝観

 1週間以上前の予約で1人から参拝可。
 (12月18日〜1月7日を除く)
 拝観志納金500円〜
 (小学生以下無料)

 10名以上の場合は、運慶作の仏像の解説・郵政の父前島密の解説を依頼することができます。

 予約は浄楽寺HPから。


バーチャル運慶発願体験

 運慶仏5体をVRで体験できる催しが2021年(令和3年)7月1日より開始されています。

 体験料3000円(拝観料込)
 所要時間約60分(発願修行30分+拝観案内30分)。
 
 予約は浄楽寺HPから。








浄楽寺前島密墓
前島密の墓

 前島密は、日本の郵政行政を確立した人物で「日本郵政の父」と呼ばれている。

 晩年を横須賀市芦名で過ごし、浄楽寺に墓が建てられている。 

 (参考:横浜郵便発祥の地


水原秋櫻子
水原秋桜子の句碑

若葉せり 三尊の弥陀 照りたまひ


延命地蔵尊
南無延命地蔵尊
(三浦三十八地蔵尊第十九番)





〜浄楽寺の近くにも義盛ゆかりの寺〜

義盛創建
無量寺
リンクボタン無量寺
巴御前の菩提寺
正行院
リンクボタン正行院



和田義盛


相模の武将 三浦一族




浄楽寺
浄楽寺

横須賀市芦名2433
046-856-8622

「JR逗子駅」下車
長井方面行きバス「浄楽寺」下車すぐ



浄楽寺・無量寺・正行院
大きい地図を見るには・・・
右上のフルスクリーンをクリック。






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