鎌倉手帳(寺社散策)

献詠披講式
〜鎌倉:鶴岡八幡宮〜

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献詠披講式


 「献詠披講式」は鶴岡八幡宮で行われる歌会。

 源頼朝が「管弦詠歌の儀」を行ったという故事にちなんで2005年(平成17年)より始められました。

 被講とは、詩歌に曲節をつけて詠み上げることで、平安時代より宮中に伝わってきた古式ゆかしい行事。

 和歌は「披講」することを前提としているそうです。

 鶴岡八幡宮では、諸役を務める神職が直垂に引立烏帽子という出立ちで行われます。

 3月の最終土曜日か日曜日に行われます。


13:00から・・・舞殿

2019年は3月23日(土)





献詠披講式

 『吾妻鏡』によれば、1184年(寿永3年)4月4日、源頼朝は、桜が満開の御所に妹坊門姫の夫一条能保を招いて花見を催し、「管弦詠歌の儀」を行っています。

 1186年(文治2年)8月15日には、東大寺再建の勧進のため、奥州へ向かう途中の西行に歌道と弓馬の事について尋ねたといいます(西行と流鏑馬)。

 源頼朝は、武家の都を創始しただけでなく、和歌にも優れた人物でした。

 慈円との贈答歌

 「道すがら 富士のけぶりも わかざりき 晴るるまもなき 空のけしきに」

 「陸奥のいはでしのぶはえぞしらぬふみつくしてよ壺の石ぶみ」

 は『新古今和歌集』に撰されています。

 また、三代将軍源実朝は、和歌の道に精進し、家集『金槐和歌集』を編纂するなど和歌に優れていました。


「献詠披講式」は、

司会役の読師(どくじ)1名

全句を節をつけずに読む
講師(こうじ)1名

第一句から節をつけて歌う
発声 (はっせい)1名

第二句以下を発声に合わせて歌う
講頌(こうしょう)4名

によって進行されていきます。

 披講される和歌は、実朝の一首と公募によるものだということです。


金槐和歌集
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(源実朝の和歌めぐり)


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献詠披講式
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鎌倉市雪ノ下2−1−31
0467(22)0315

鎌倉駅東口より徒歩10分



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