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江の島は陸繋島(りくけいとう)。 陸繋島とは、砂州で大陸や大きな島と陸続きになった島のこと。 そして、画像が砂州が造った江の島へと続く砂の道。 普段は海の底だが、干潮時に海底が現れて、江の島と対岸の片瀬の浜が繋がる(トンボロ現象)。 4月から9月頃までの季節限定の現象。 |
かつての江の島詣は、干潮時に干潟を歩いて渡っていた。 |
2024年まで、片瀬海岸からトンボロを歩いて江の島に上陸するには、高さ3mほどのフェンスを乗り越えなければなりませんでした。 そのため、トンボロが出現するのに合わせて仮設階段が設置されていましたが・・・ 2025年(令和7年)、常設の階段が設置されました。 ただ、昇降できるのは決められた開放日のみとなります。 |
〜2025年の開放日〜 |
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江の島 トンボロ記念証〜トンボロを歩いて江の島上陸2024/05/11〜 |
『吾妻鏡』によると・・・ 1216年(建保4年)正月15日、江の島明神からのお告げがあって、海がたちまちのうちに道になってしまい、参詣者は船に乗ることなく江の島へ渡れるようになったのだとか。 めったにない神が起こした不思議な現象を見るため、鎌倉をはじめ、相模の国中から出家者・在家者、身分の上下にかかわらず多くの者が群れを成してやってきたのだという。 その様子を視察した三浦義村は、源実朝に「霊験あらたかなことでございます」と報告している。 |
※ | 実朝の時代に起こった現象は、大地震がもたらした地殻変動と考えられている。 |
江の島トンボロは、東側からの波と西側からの波がぶつかって砂の道を造り出しているという。 高橋由一が描いた絵でもわかるとおり、昔はもう少し西側に現れていたようだが、片瀬漁港などの整備によって移動しているらしい。 |
トンボロは、潮位がおよそ20センチメートルより低くなる時に現れます。 |
その1:江の島弁天橋〜青銅鳥居〜辺津宮 その2:中津宮〜御岩屋道通り その3:奥津宮〜稚児ヶ淵〜岩屋 |
江の島は、砂が堆積して湘南海岸と島とが陸続きとなった陸繋島。 鎌倉時代には源頼朝が弁財天を勧請。 江戸時代には、大山・江の島の二所詣が流行し賑わった島。 |
江ノ電「江ノ島駅」から徒歩25分 小田急「片瀬江ノ島駅」から徒歩20分 湘南モノレール「湘南江ノ島駅」から徒歩27分 |
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