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江の島天王祭は、江島神社の末社八坂神社の例祭で、対岸の腰越の小動神社と同時開催される祭礼。 小動神社の御神体だった須佐之男命の木像が津波で江の島に流され、八坂神社の祭神として祀られたという故事にもとづいて行われる行合祭(ゆきあいまつり)。 例祭のクライマックスは、毎年7月の第2日曜日に行われる神幸祭。 八坂神社の神輿が海上渡御した後に海を渡り、対岸にある小動神社の神輿と行合います。 江の島天王祭は、「かながわの祭50選」の一つ。 2020年(令和2年)4月、藤沢市の重要無形民俗文化財に指定された。 |
2025年の神幸祭は… 7月13日(日) |
7月9日 7月12日 7月13日 7月13日 |
仮宮出御祭 (17:00) 宵宮祭 本祭(神幸祭) 例祭 |
神幸祭行程 |
9:30 10:00 11:00 12:30 13:00前 14:00 15:00 16:10 17:00 18:00 |
発輿祭(江島神社) 発輿 海上渡御 東浦祭典 発輿 龍口寺前到着 小動神社着御祭 小動神社発輿 龍口寺前通過 還御祭 |
※ | 2025年は巳年の大祭。 龍口寺へ向かう行列には、すべてのお囃子が加わり例年より長いものになります。 |
天王祭とは? |
「天王祭」とは、疫病神「牛頭天王」(ごずてんのう)を祀る天王社の祭。 牛頭天王は、祇園精舎の守護神。 八坂神社の祭神「スサノオノミコト」は、仏教の「牛頭天王」と習合した神。 |
鮮やかな吹き流しをたてた御座船からは、「天王ばやし」などが聞こえてきます。 同じ頃、対岸の腰越海岸では、小動神社の神輿が海上渡御を行っています。 |
小動神社から流された建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)の御神像を拾い上げた漁師が、仮安置したのが東浦。 その時、4つの木臼を並べて戸板を乗せ、その上に御神像を安置したのだとか・・・ |
腰越小動神社との行合祭 |
伝承によると・・・ 昔、腰越の小動神社に祀られていた祭神二体のうち、男神が海に流されてしまいます。 男神の御神体は、江の島の漁師に拾い上げられて八坂神社に祀られました。 そのような所以から、八坂神社の御神体を女神に会せるため神輿が海を渡るのだそうです。 海上渡御、東浦祭礼の後、小動神社の神輿が待つ龍口寺門前へと向かい、2基の神輿が連れだって小動神社へと向かいます。 |
御神体の開帳! (巳年と亥年の大祭) |
巳年と亥年に行われる八坂神社の例祭(江の島天王祭)は、6年に一度の大祭。 最終日の還幸祭後、御神体の建速須佐之男命が開帳される。 |
建速須佐之男命は、江島神社の祭神・宗像三女神(むなかたさんじょしん)の父。 三女の市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)は弁財天と習合した財宝をもたらす幸福の神。 |
天王祭は祇園信仰の祭礼 |
祇園信仰の祭礼のもとは京都の祇園祭。 869年(貞観11年)、全国に流行した疫病を鎮めるために行われた「祇園御霊会」を始まりとしていると伝えられています。 |
祇園祭は八坂神社の祭礼。 八坂神社は、祇園精舎の守護神とされる牛頭天王を祭神としていたことから、「祇園神社」「祇園社」「祇園感神院」などと呼ばれていました。 |
江の島トンボロ |
江の島トンボロは、干潮時に現われる砂の道。 江の島天王祭が行われる7月にも出現! |
世紀の花 |
江の島サムエル・コッキング苑では、アオノリュウゼツランが見られるかも・・・ |
江ノ電「江ノ島駅」から徒歩25分 小田急「片瀬江ノ島駅」から徒歩20分 湘南モノレール「湘南江ノ島駅」から徒歩27分 |
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