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七猿歌
慈恵大師良源が詠んだ歌
日吉と言えば猿


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三猿


 「七猿歌」は、第18代天台座主・慈恵大師良源が詠んだ世の中で暮らす上においての教え。

 日吉山王権現に願文を捧げたときに詠み込んだのだという。

 三猿の「見ざる、聞かざる、言わざる」は、良源の歌から生まれたものといわれる。



つらつらと うき世の中を 思うには
まじらざるこそまさるなりけれ

見聞かでも いわでもかなわざるものを
うき世の中にまじるならいは

つれもなく いとわざるこそうかりけれ
定めなき世を夢と見ながら

何事も 見ればこそげにむつかしや
見ざるにまさることはあらじな

きけばこそ 望みもおこれはらもたて
聞かざるぞげにまさるなりけれ

こころには なにわのことを思うとも
人のあしきはいわざるぞよき

見ず聞かず いわざる三つのさるよりも
思わざるこそまさるなりけれ




延暦寺四季講堂
リンクボタン元三大師堂

 比叡山横川にある元三大師堂は、慈恵大師良源の住坊跡。










〜神猿(まさる)〜

 日吉大社の神使は猿。

 「まさる」は「魔が去る」・「勝る」に通じ、魔除けの象徴。



猿ヶ辻:京都御所
リンクボタン京都御所
赤山禅院:鬼門除けの猿
リンクボタン赤山禅院


 京都御所の猿ヶ辻や赤山禅院拝殿屋根にも山王信仰に基づく猿が置かれている。

 金網の中に入れられているのは、夜になると暴れだし、いたずらを繰り返したためなのだとか。





〜庚申の日と三猿〜

 古くから人間の体の中には3種類の悪い虫(三尸)が棲んでいて、庚申の日には、寝ている間にその者の悪事を天帝に報告に行くのだ言われてきた。

 そのため、「庚申の日の夜は眠らない」という風習が生まれる。

 庚申の使いは猿。

 悪事を見ない、聞かない、話さない!

 三猿は、謹慎の態度を示すもので、「三尸に告げられないように」という願いがあるのだとか。



八坂庚申堂の三猿
リンクボタン八坂庚申堂の三猿

 八坂庚申堂は、傾いた八坂の塔を法力で元通りにしたという浄蔵貴所の創建と伝えられる日本最古の庚申堂。

 本尊の青面金剛は三尸の虫を食べてくれる・・・



日光東照宮の三猿
リンクボタン日光東照宮の三猿

 日光東照宮三猿には「見させない、聞かせない、言わせない」という意味も。



須磨寺の五猿
リンクボタン須磨寺の五猿

 紫式部『源氏物語』ゆかりの須磨寺の猿は五猿




リンクボタン庚申の日〜眠ってはならない夜 「庚申待」「守庚申」〜

リンクボタン清少納言の庚申の夜〜『枕草子』五月の御精進のほど〜

リンクボタン桜花盛久〜眠っちゃいけない庚申の夜の和歌会〜










日吉大社
リンクボタン日吉大社

 日吉大社は平安京の鬼門の守護神、比叡山延暦寺の守護神として崇敬された社。


滋賀県大津市坂本5−1−1

JR湖西線「比叡山坂本駅」から徒歩20分
京阪石山坂本線「坂本駅」から徒歩10分



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