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蛭子神社(ひるこじんじゃ)は、小町の鎮守。 創建年は不明だが、明治の神仏分離によって、本覚寺にあったという夷三郎社(夷堂)がここに遷され、もともとこの地にあった七面大明神と宝戒寺にあった山王大権現を合祀して蛭子神社となった。 社殿は、1874年(明治7年)に鶴岡八幡宮末社の今宮(新宮)のものを譲り受けている。 ※夷堂は本覚寺に再建されている。 |
大己貴命 (おおなむちのみこと) |
蛭子神と夷神 |
この神社の名は「蛭子」と書いて「ひるこ」と読むが、「蛭子」は「えびす」と読むこともある。 一説には、いざなぎの神といざなみの神との間に生まれた子が蛭子で、生まれながらの障害を持った子であったため、船で海に流された。 蛭子は海上でたくましく成長し、漂着した地で漁業・商業の神として崇められるようになり、現在では夷神として信仰されているのだという。 参考までに、蛭子の異名は夷三郎。 いざなぎの神といざなみの神の第三子であったことからこう呼ばれるようになったのだという。 |
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![]() (ゑびす神社) |
![]() (八坂神社) |
日本三大えびすの一つゑびす神社の十日ゑびすでは、東映太秦映画村の俳優さんたちによる「宝恵かご社参」があります。 八坂神社の「祇園えびす」(祇園えべっさん)では、七福神を乗せた「えびす船」が巡行します。 |
蛭子神社の横を流れる滑川の向こう側には、小御所山がのぞめる。 小御所とは、源頼家の嫡子一幡の館。 この山には、風がわたると琴を弾くような音がしたことから名付けられた「琴弾の松」という名木があった。 |
鎌倉市小町2−23−3 鎌倉駅東口より徒歩5分 |
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