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織田信長の竹生島参詣
弁財天の勧請と竹生島事件
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| １５８１年（天正９年）４月１０日、織田信長は竹生島を参詣。 安土城内の摠見寺に弁才天（弁財天）を勧請したのだという。 一説には竹生島の弁才天そのものを安置したとも。 |
安土城跡| 安土城は、信長が１５７６年（天正４年）から１５７９年（天正７年）にかけて琵琶湖の東岸に築いた城。 |
摠見寺| 摠見寺は、安土城の築城にともなって創建されたとされるが・・・ 信長が竹生島を参詣した１５８１年（天正９年）に創建されたという説も。 翌年、安土城は本能寺の変後に焼失してしまうが、摠見寺は類焼を免れた。 水の神・弁財天が祀られていたからなのかも・・・ |
| 竹生島事件 |
| 『信長公記』によると・・・ １５８１年（天正９年）４月１０日、信長は竹生島参詣のため安土城を出発。 その日は長浜城に泊まって翌日まで帰ってこないと思った侍女たちは・・・ 勝手に城を空けて桑実寺を参詣するなど羽を伸ばしていたのだか。 しかし、信長はその日のうちに帰還。 侍女たちの無断外出を知った信長は、桑実寺に侍女たちを縛り上げて即座に差し出すよう命じて成敗。 侍女たちを憐れに思って慈悲を願い出た桑実寺の長老も成敗されたのだという。 |
| ※ | 「成敗」というと「殺害された」とも受け取れるが、厳しい処分が下されたと考えるのが妥当かもしれない。 |
長浜城址| 侍女たちが、「信長が泊まるだろう」と思った長浜城は羽柴秀吉が築いた城。 竹生島を参詣した信長は、長浜から船出したらしい。 |
 竹生島神社 |
 宝厳寺 |
| 竹生島の竹生島神社（都久夫須麻神社）と宝厳寺は、明治の神仏分離までは寺社の区別なく一体化して信仰されてきた。 竹生島神社の本殿は、宝厳寺の本堂として使用されてきた建物。 |
竹生島| 琵琶湖汽船で、長浜港から３５分、今津港から２５分 |
竹生島
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