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北東は鬼が出入りする方角とされ「鬼門」と呼ばれていました。 そのため、平安京では北東に延暦寺・日吉大社・貴船神社・鞍馬寺を配置、裏鬼門と呼ばれる南西の方角には石清水八幡宮を配して魔を封じたのだそうです。 |
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参考までに・・・ 貴船明神が降臨したのは「丑の年の丑の月の丑の日の丑の刻」で、鑑禎(がんてい)が鞍馬寺を開いたのは「寅の月、寅の日、寅の刻」なのだとか。 鬼門(丑寅)の方角にあったからなのでしょうか・・・ |
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陰陽師・安倍晴明の屋敷は、御所の鬼門の位置にあったそうです。 晴明神社は、晴明の屋敷跡に建てられた社。 朱雀門は、平安京(大内裏・平安宮)南面の宮城門で、朱雀大路の北に設けられた平安京の正門でした。 |
![]() ![]() (赤山禅院) |
![]() (京都御所) |
赤山禅院も平安京の鬼門の方角にあります。 拝殿の屋根には猿が置かれていますが、猿(申)は、方位でいうと鬼門の反対である西南西を指すことから、邪気を払う力があるとされているようです。 京都御所の北東の築地塀は凹んでいて、築地屋根の蟇股には猿が祀られています。 猿は日吉大社の神の使いとされています。 |
石清水八幡宮の社殿の石垣は、北東の部分が切り取られています。 牛の角を持ち、虎の皮を身にまとった鬼が来るといわれる丑寅の方角「鬼門」(東北)を封じるためのものなのだそうです。 |
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