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橋弁慶山(はしべんけいやま)は、祇園祭の後祭に巡行する舁山の一つ。 御神体は、牛若丸(源義経)と弁慶。 五条大橋で牛若丸と弁慶が争う場面を表したもの。 弁慶は1563年(永禄6年)、牛若丸は1537年(天文6年)のもので仏師・康運の作。 牛若丸の太刀はの刀工・近江守久道の作(江戸)、弁慶の大太刀は刀工・備前盛光の作(室町)。 |
京の五条の橋の上 |
千本の太刀を奪おうと道行く人を襲っていた弁慶。 あと一本というところで、五条大橋を横笛「薄墨」を吹きながら通る牛若丸と出会います。 弁慶は牛若丸に襲いかかりますが、牛若丸は欄干を飛び交い、弁慶を翻弄。 降参した弁慶は、牛若丸の家来になったのだとか。 |
五条大橋の西詰には、京人形風に作られた「牛若丸と弁慶の石像」が建てられています。 ただ、現在の五条大橋が架けられたのは豊臣秀吉の時代で、平安時代の五条大橋は現在の松原橋。 |
参考までに『義経記』では・・・ 牛若丸と弁慶が出会った場所は五條天神社。 最終決闘の場所も五条大橋ではなく清水寺。 清水の舞台で牛若丸に負けた弁慶は、牛若丸に臣従したのだとか。 |
「祇園祭」は、7月1日から1ヵ月にわたって行われる八坂神社の祭礼。 7月1日の「吉符入」からはじまり、31日の八坂神社境内摂社・疫神社の「夏越祭」で幕を閉じます。 上賀茂神社と下鴨神社の葵祭 ・ 平安神宮の時代祭とともに京都三大祭の一つ。 |
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