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第６回鎌倉検定試験３級
《伝説の問題》
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| 伝説に関する記述について、最も適当なものを１〜４から選びなさい。 |
| （96） | 「殺生石」の伝説において、玉藻前に化けて、殺されると「殺生石」になって人々に祟りをなし、海蔵寺の源翁禅師によって退治されたという動物は何か。 |
| １ ヘビ ３ キツネ |
２ タヌキ ４ トラ |
| 玉藻前に化けていたのは九尾狐。三浦大介義明と上総介広常が退治したと伝わっています。 その後殺生石となりましたが、海蔵寺の源翁禅師が杖でたたくと粉々となり成仏したといいます。 京都の真如堂には、源翁禅師に割られた石で彫られたという鎌倉地蔵が伝えられています。 |
答 ３
  海蔵寺 |
 鎌倉地蔵（京都：真如堂） |
| （97） | 公暁が源実朝を暗殺するときに鶴岡八幡宮の大イチョウの陰に隠れていたとする逸話が初めて紹介された文献は何か。 |
| １ 『徒然草』 ２ 『新編鎌倉志』 ３ 『東国紀行』 ４ 『丙辰紀行』 |
| 隠れ銀杏の伝説は、徳川光圀によって創作されたものといいます。 |
答 ２
 大銀杏 |
.JPG) 再生の記録 |
新編鎌倉志| （98） | 北条義時に、源実朝暗殺という不吉なできごとを予感させた白い犬は、どこの寺院の戌神将の化身とされるか。 |
| １ 圓光寺 ３ 補陀洛寺 |
２ 海蔵寺 ４ 覚園寺 |
| 北条義時の戌神将伝説は、源実朝が暗殺される前年に建立された大倉薬師堂の伝説。 覚園寺は、その大倉薬師堂を前身としています。 |
答 ４
覚園寺
| （99） | 地蔵堂の堂守が貧しい生活から逃げ出そうとしたとき、夢枕に地蔵菩薩があらわれて「どこも、どこも」と告げたので、堂守は「苦しいのはどこも同じだ」と悟ったという伝説が残る、庭園のすぐ前に「どこも苦地蔵」がある寺はどこか。 |
| １ 瑞泉寺 ３ 光明寺 |
２ 覚園寺 ４ 杉本寺 |
| 覚園寺で知られているの黒地蔵（火焚き地蔵）、光明寺は網引延命地蔵、杉本寺は身代わり地蔵と尼将軍地蔵。 どこも苦地蔵は瑞泉寺にあります。 いずれも鎌倉二十四地蔵の一つ。 |
答 １
瑞泉寺地蔵堂| （100） | 朝蝦奈切通を一夜にして切り開いたという伝承が残る豪傑朝比奈三郎義秀はある有力御家人の三男であるが、その有力御家人とはだれか。 |
| １ 梶原景時 ３ 和田義盛 |
２ 三浦義明 ４ 畠山重忠 |
答 ３
朝夷奈切通
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