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どこも苦地蔵堂
〜瑞泉寺:鎌倉〜

編集:yoritomo-japan.com








瑞泉寺地蔵堂


 瑞泉寺の地蔵堂に安置されている「木造地蔵菩薩立像」は、「どこも苦地蔵」と呼ばれ、智岸ヶ谷の地蔵堂に安置されていたものといわれている。

 貞享の頃(1684〜87年頃)に鶴岡八幡宮正覚院へ移され、1916年(大正5年)に瑞泉寺へ移された。

 その頃すでに「どこも苦地蔵」と呼ばれていたという。





木造地蔵菩薩立像
木造地蔵菩薩立像


 鎌倉時代後期のものと考えられ、市の文化財。

 像高160.1p。


伝説によると・・・

 智岸ヶ谷の地蔵堂の堂主が貧しさのあまり逃げだそうとすると、夢枕に地蔵が現れて、「どこも、どこも」 と告げたという。

 堂主は 「苦しいのはどこにいっても同じだ」 と悟ったという。

 参考:リンクボタン智岸寺の地蔵堂



大黒天 布袋尊
地蔵堂前の大黒天と布袋尊。


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どこも苦地蔵と阿仏尼の墓(okadoのブログ)

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瑞泉寺
リンクボタン瑞泉寺

 瑞泉寺は、夢窓疎石によって開かれた禅寺。
 疎石によって造営されたという庭園は、国の名勝指定を受けている。


鎌倉市二階堂710
0467(22)1191

鎌倉駅徒歩30分
バス停「大塔宮」から徒歩10分



鶴岡八幡宮周辺・西御門・二階堂
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