赤染衛門の歌
百人一首
道隆を待つ姉妹の気持ちになって
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（嵯峨野亀山公園歌碑）
| やすらはで 寝なましものを さ夜更けて かたぶくまでの 月を見しかな |
| 「ぐずぐず起きていずに寝てしまえばよかったのに、貴方を待っているうちに夜が更けて、沈もうとしている月を見てしまいました」 赤染衛門の姉妹は、藤原道隆が通ってくるのを待っていたが、この日は来なかった。 この歌は、赤染衛門が姉妹の気持ちになって詠んだ歌。 『百人一首』に選ばれている。 当時は、男性が女性の家に通っていく「通い婚」。 藤原道隆は、少将だった頃に赤染衛門の姉か妹のところに通っていたらしい。 |
近江神宮| 『百人一首』の一番歌は天智天皇の 「秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ」 近江神宮は天智天皇を祀ることから「かるたの聖地」と呼ばれている。 |
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