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正 伝 庵
〜円覚寺塔頭〜

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円覚寺正伝庵


 正伝庵(しょうでんあん)は、第二十四世明巌正因(みょうがんしょういん)の塔所。

 本尊は宝冠釈迦如来。

 1348年(貞和4年)、万寿寺(廃寺)内に創建された寿塔を、1354年(文和3年)、円覚寺に移した。

 正因は、円覚寺の国宝「洪鐘」の撰文をした西澗子曇(せいかんすどん)の弟子。

 南北朝期の「本尊宝冠釈迦如来像」と開祖「木造明巌正因坐像」(1365年(貞治4年)作 鎌倉国宝館に寄託)が安置され、木造明巌正因坐像は、2020年(令和2年)、国の重要文化財に指定された。

 禅の普及に努めた鈴木大拙が住まいたことでも知られる(参考:東慶寺)。




60年に一度の洪鐘祭
洪鐘祭:円覚寺弁財天祭礼


円覚寺洪鐘祭絵巻


令和の洪鐘祭 祭礼行列 2023/10/29

 2023年10月29日、2020年から延期となっていた洪鐘祭が開催された。





 禅宗では高僧の塔があるところを塔頭という。

 円覚寺塔頭は、その繁栄時には42院を数えたが、現在は19の塔頭が残されている。


リンクボタン円覚寺の塔頭







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円覚寺
リンクボタン円覚寺

 円覚寺は、八代執権北条時宗が宋の禅僧無学祖元を招いて開かれた。
 臨済宗円覚寺派大本山。
 鎌倉五山の第二位。


鎌倉市山ノ内409
0467(22)0478

JR北鎌倉駅下車すぐ



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