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田代信綱の千手観音
伊豆市田代：叢林寺
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| 叢林寺は、田代信綱が治めていた伊豆市田代にある曹洞宗の寺院。 信綱は、伊豆国の国司として派遣されていた藤原為綱を父とし、工藤茂光の娘を母としている。 叢林寺観音堂の千手観音像は、国司の任を終え帰京する藤原為綱が信綱に与えたものと伝えられ、信綱はその観音像を安置するため、１１９２年（建久３年）、鎌倉の比企ヶ谷に白花山普門院田代寺を創建。 坂東観音の三番札所に定められていたが、江戸時代末期にこの地に移転され、千手千眼観音と称されて信仰されたのだという。 |
田代信綱の墓| 田代信綱は、源頼朝が伊豆国の蛭ヶ小島に流されていた頃から仕えていた御家人。 鎌倉の安養院にも信綱の千手観音の伝説が伝えられている。 |
 安養院 |
 観音堂（安養院） |
叢林寺
静岡県伊豆市田代７３
伊豆箱根鉄道で源頼朝めぐり
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