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建仁寺塔頭禅居庵
〜摩利支天堂〜


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建仁寺禅居庵


 禅居庵は、建仁寺の塔頭。

 元弘年間(1331-1333)に小笠原貞宗が創建。

 開山は、建仁寺第二十三世の清拙正澄(せいせつしょうちょう)。

 本尊は聖観音。



〜清拙正澄〜

 清拙正澄は、中国の臨済宗の僧。

 1326年(嘉暦元年)、日本からの招請に応じて使者の月山友桂らとともに博多に到着。

 翌年、上洛した後、北条高時に迎えられて鎌倉の建長寺浄智寺円覚寺に住持、1333年(元弘3年)に再び上洛して建仁寺南禅寺を歴住。

 晩年は禅居庵に退去し、1339年(暦応2年)1月17日入寂。

 諡は大鑑禅師。





建仁寺摩利支天堂
摩利支天堂


 摩利支天堂に安置されている「摩利支天像」は、七頭の猪の上に坐す像。

 清拙正澄が来日する際に作ったもので、袈裟に包んで船に乗せ請来したものと伝えられている。

 10月20日の大祭のみに開帳される秘仏。


建仁寺摩利支天堂






〜鎌倉にも摩利支天坐像坐像〜

建長寺禅居院
リンクボタン建長寺禅居院
(鎌倉)

 鎌倉建長寺の塔頭禅居院は、清拙正澄の塔所。
 
 秘仏の摩利支天坐像は、正澄が来日する際に中国皇帝より託されたものと伝えられている。








歴史めぐり源頼朝




建仁寺
リンクボタン建仁寺

 建仁寺は、1202年(建仁2年)、鎌倉幕府二代将軍の源頼家が創建。
 開山には、我が国臨済宗開祖の栄西
 京都五山第三位の格式を誇った寺。


京都市東山区小松町584

JR京都駅から市内循環バス
「東山安井」下車徒歩5分



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