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静桜は、久喜市の静御前の墓に植えられている桜。 静御前は、源義経の妾となった京の白拍子。 1185年(文治元年)、義経は兄の頼朝と不仲になると、静は逃亡途中の吉野山で義経と別れることに。 1187年(文治3年)、義経は奥州平泉の藤沢秀衡のもとに身を寄せますが・・・ 久喜市の伝承によると、 それを知った静は、義経を慕って平泉へと旅立ちます。 しかし、1189年(文治5年)閏4月30日、義経は秀衡の子泰衡に攻められて衣川館で自刃。 静は、平泉に向かう途中の下総国下河辺荘伊坂で義経の死を知り、9月15日に伊坂で亡くなったのだといいます。 |
静御前の墓に植えられている静桜は、(財)日本花の会から寄贈されたもので、5枚の花弁の中に、おしべが花びらのように変化した旗弁(はたべん)が混じる珍しい桜。 同会のHPによると・・・ 原木は宇都宮市野沢町の亀田邸の古木。 野沢町の伝承によると、静御前が平泉で討死した源義経の菩提を弔うために植えた一本の桜が名の起こりなのだとか。 里桜の一種でソメイヨシノより開花が遅く、例年の見ごろは4月中旬。 |
静は、伊坂にあった高柳寺に埋葬されますが、高柳寺は中田の地に移転(現在の古河市光了寺)し、栗橋には墓が残されたのだと伝えられています。 |
2025年 開花・見頃情報 |
2025年は終了・・・ |
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吉野山で義経と別れた後、静御前は捕らえられて鎌倉に送られ、頼朝の命により鶴岡八幡宮で舞を披露しています。 鶴岡八幡宮の静桜は、静御前伝承地の一つ福島県郡山市の静御前堂から移植された桜。 |
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埼玉県久喜市栗橋中央1丁目2番 JR東北本線・東武鉄道日光線 「栗橋駅」から徒歩1分 |
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