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八雲神社例大祭
〜鎌倉祇園大町まつり〜

編集:yoritomo-japan.com








八雲神社例祭


〜鎌倉の祇園祭〜

 八雲神社は、新羅三郎義光が京都の祇園社(現在の八坂神社)を勧請したと伝えられている鎌倉最古の厄除け神社。

 例大祭は、7月の第2土曜日からの3日間。

 四基の神輿が渡御する「鎌倉祇園大町まつり」として知られ、幼児を抱いての「神輿くぐり」は子の無事成長を祈願するもの。 



初日
 9:30〜
13:00〜
19:00〜
 神前の儀
 神幸祭(おわたり)
 夜まつり(神輿ぶり)


2日目
18:30〜  大富くじ大会


3日目
18:30〜  民謡の夕べ
 還幸祭



2023年の大町まつりは
7月8日(土)〜10日(月)









八雲神社例祭
神幸祭
(お渡り)

 神輿の担ぎ手は白丁烏帽子姿(男性のみ)。

 お渡りの途中で、満1歳の子を抱いて神輿の下をくぐるとその子は健やかに育つと伝えられています。

 神輿担ぎで唄われる「天王唄」は、源頼朝鶴岡八幡宮創建した際、その用材を運ぶときにも唄われたもので、伊勢音頭から発したといわれています。



大町まつり









大町まつり
神輿振り
(神輿夜まつり)

 大町四ツ角付近で、提灯に火が入れられた四基の神輿が横一列に揃う様は幻想的で勇壮かつ華麗。

 昔から、拝観する者も「悪疫退散招福繁盛」が約束されると言われています。









〜祇園信仰の祭礼〜

祇園祭・山鉾巡行
リンクボタン祇園祭
祇園八坂神社
リンクボタン祇園八坂神社

 祇園信仰の祭礼のもとは京都の「祇園祭」
 
 869年(貞観11年)、全国に流行した疫病を鎮めるために行われた「祇園御霊会」を始まりとしていると伝えられています。

 祇園祭八坂神社の祭礼。





新羅三郎義光の墓
リンクボタン新羅三郎義光の墓

 「大町まつり」の神輿は、大寶寺にある義光の墓に祝詞を奏してから町内を巡行する。

リンクボタン大寶寺
鎌倉市大町3−6−22
鎌倉駅東口より徒歩20分





〜新羅三郎義光〜

園城寺新羅善神堂
リンクボタン新羅善神堂
(大津市)
新羅三郎義光の墓
リンクボタン義光の墓
(大津市)

 新羅三郎義光(源義光)は、河内源氏二代・源頼義の三男。

 園城寺(三井寺)の北院の鎮守神・新羅明神の神前で元服したことから新羅三郎を名乗りました。





八雲神社
リンクボタン八雲神社

鎌倉市大町1−11−22

鎌倉駅東口より徒歩10分









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