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鎖大師開帳
〜鎌倉:青蓮寺の裸形彫刻〜

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鎖大師開帳


 毎年8月16日、青蓮寺では施餓鬼法要が行われ、本尊「木造弘法大師坐像」が開帳されます(国の重要文化財)。

 この像は、鎌倉時代のもので、手足を動かすことができることから「鎖大師」と呼ばれています。

 『新編鎌倉志』には・・・

 「弘法自作の木造あり。

 鎖大師というなり。

 鎖を以て膝を屈伸するように造る故名づく」

 と記されているようです。

 また、裸形彫刻でもあり、絹の衣を纏っています。

 もとは鶴岡八幡宮等覚院にあったものと伝えられています。



開帳時間
11:00〜15:30

施餓鬼法要
14:00





☆伝説!鎖大師☆

 本尊弘法大師像(鎖大師)は、もとは鶴岡八幡宮供僧坊等覚院にあったが、神仏分離によって松源寺に移された。

 しかし、像が一人で壽福寺へ行き、しばらく壽福寺に滞在していたという。

 その後、青蓮寺の住職の夢枕に現れて「迎えに来るように」とのお告げがあったため、青蓮寺に移されたのだという。



鎖大師
木造弘法大師坐像
(『図説鎌倉年表』より)



〜鎌倉の裸形彫刻〜

 裸形彫刻は鎌倉独特のもの。

 延命寺の地蔵菩薩像、鶴岡八幡宮の弁財天像、江ノ島の弁財天像、薬王寺の日蓮像などがある。


リンクボタン裸形彫刻の仏像





 鎖大師は定期的に開帳されているようです。

1月1日
1月21日(初大師)
4月第3土曜日(鎖大師正御影供大祭)
8月16日(施餓鬼法要)
12月21日(納め大師)
12月31日









青蓮寺
リンクボタン青蓮寺

 青蓮寺は、弘法大師(空海)の霊場。
 弘法大師が護摩の修業を終えると、天女から仏舎利(釈迦の骨)を授けられ、翌日には、池に青い蓮華の花が咲きそろっていたという。


鎌倉市手広769
0467(31)1352

JR大船駅より江ノ島行、津村行バス「鎖大師」下車





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