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開山堂(常楽庵)
京都:東福寺

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東福寺開山堂


 東福寺の開山堂(常楽庵)は、仏殿方丈から渓谷に架けられた橋廊(通天橋)の先にある。

 1819年(文政2年)に焼失した後、1823年(文政6年)に一条忠良によって再建された2階建の楼閣で、開山円爾像を安置する(重要文化財)。

 上層は「伝衣閣」(でんねかく)と呼ばれ、金閣鹿苑寺)、銀閣慈照寺)、飛雲閣(西本願寺)、呑湖閣(大徳寺塔頭芳春院)と並ぶ「京の五閣」の一つで、中央に阿弥陀、右に薬師、左に布袋像を祀っている。

 特に布袋像は「三国伝来の布袋」と呼ばれ、伏見人形のルーツとなった。





東福寺開山堂


 開山堂の西側は、開山円爾(聖一国師)が常住した方丈と伝えられる普門院。

 前方の庭園は江戸中期の名園。





〜深夜の送り鐘〜

 開山堂の鐘楼の鐘は、毎夜11:45頃から撞かれる。

 開山の円爾(聖一国師)は、建仁寺の住持でもあったことから、東福寺で勤めが終わると建仁寺へ移動していたという。

 このとき、東福寺では「送り鐘」で送り出し、建仁寺では「迎え鐘」で迎えたのだという。

 深夜の鐘は、このときから750年も続けられている。









東福寺
リンクボタン東福寺

 九条道家によって創建された東福寺は、奈良の東大寺興福寺の「東」と「福」をとって寺名としている。
 京都五山の第四位の格式を誇った寺。


京都市東山区本町15丁目778番地

JR東福寺駅から徒歩5分



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