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六波羅蜜寺の木造地蔵菩薩坐像は、運慶作と伝えられるもの(重要文化財)。 運慶が八条高倉に建立した菩提寺の地蔵十輪院から移されたものと伝えられている。 夢見地蔵とも呼ばれ、運慶の夢の中に現れた地蔵菩薩の姿そのものを彫ったものなのだとか。 |
![]() 運慶坐像 |
![]() 湛慶坐像 |
六波羅蜜寺の運慶像(自作)と湛慶像(自作)は、地蔵十輪院の地蔵菩薩の脇段に置かれていたといわれるもの(重要文化財)。 湛慶は運慶の長男。 三十三間堂の本尊千手観音坐像を制作したことで知られている。 |
かつて、高山寺の本堂には運慶の盧舎那如来像が安置されていたのだという。 この像は、運慶が建立した地蔵十輪院にあったもので、1218年(建保6年)に地蔵十輪院が焼亡した際に、四天王像とともに高山寺に移されたのだとか。 |
鎌倉の浄智寺所蔵の地蔵菩薩坐像は、六波羅蜜寺の地蔵菩薩坐像と姿形に似ているといわれている。 |
六波羅蜜寺は、空也上人によって開かれた西光寺を前身としている寺。 平安時代後期には、平清盛をはじめとする平家一門の屋敷が建ち並んでいた。 |
京都市東山区松原通大和大路東入2丁目轆轤町 京阪「清水五条駅」から徒歩5分 JR京都駅から市内循環バス「清水道」下車徒歩5分。 |
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