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浄智寺の「木造地蔵菩薩坐像」は、右手に錫杖、左手に宝珠を持ち、結跏趺坐する像(国重文)。 結跏趺坐(けっかふざ)は、坐禅のときに行われるもので、両足を組み合わせ、両腿の上に乗せる坐り方。 両足を着衣で隠す姿は、運慶の影響が認められるもので、鎌倉時代後期の彫刻と考えられている(像高66.0p)。 「聖比丘地蔵」とも呼ばれ、鎌倉二十四地蔵の一つ。 鎌倉国宝館に寄託 |
六波羅蜜寺の地蔵菩薩坐像は運慶作と伝わるもので、結跏趺坐をして両足を着衣で隠す姿。 浄智寺の地蔵菩薩坐像は、この像に姿形が似ているといわれている。 |
浄智寺は、鎌倉五山の第四位。 その格式にふさわしく、盛時には、蔵雲庵・正昭庵・正源庵などの塔頭や諸堂があったという。 |
鎌倉市山ノ内1402 0467(22)3943 北鎌倉駅より徒歩10分 |
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