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御霊神社の面掛行列は、面を付けた十人衆が練り歩く奇祭。 八番面は、七福神の一人・福禄寿。 御霊神社の福禄寿は鎌倉江ノ島七福神の一つ。 |
泰山府君 |
泰山府君(たいざんふくん)は、人間の生死・寿命・官位および死後の審判を司るとされる中国道教の神。 日本では、慈覚大師の遺言により赤山禅院が創建され、延命・福徳の神:赤山大明神として祀られました。 泰山府君は、陰陽道で最高神とされ、安倍晴明は泰山府君祭によって重病の三井寺の僧侶を救ったのだといいます。 後鳥羽院にとりついた白面金毛九尾の狐の正体を見破ったのは、泰山府君祭を行った安倍泰成でした。 |
![]() ![]() (殺生石で刻まれた地蔵の伝説) |
福禄寿 |
そして、泰山府君を人格化したのが幸福・高禄・長寿の徳を与えられた福禄寿神。 赤山禅院の本尊・赤山大明神は、天では福禄寿神・地では泰山府君として、万物の命運を司るとされています。 室町時代になると七福神信仰が盛んになり、福禄寿も七人の福神の一人に数えられるようになります。 鎌倉では、鶴岡八幡宮祭礼行列・山ノ内八雲神社祭礼行列・円覚寺弁財天祭礼行列の面掛行列にも参加していました。 |
面掛行列は、御霊神社例大祭で行われる面をかぶった十人衆が練り歩く行列。 |
御霊神社は、平安時代の開発領主鎌倉権五郎景政を祀る神社。 例大祭は景政の命日にあたる9月18日に行われています。 |
鎌倉市坂ノ下4−9 0467(22)3251 江ノ電「長谷駅」から徒歩5分 |
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