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新開院は臨済宗建長寺派の寺院。 隣接する普門寺の塔頭で、『新編武蔵風土記稿』によると、普門寺は鎌倉五山の一つ壽福寺の末寺だったのだという。 創建年は不明。 薬師堂には、明治の神仏分離まで鶴岡八幡宮寺の薬師堂にあった薬師三尊像が安置されている。 |
鶴岡八幡宮寺の薬師三尊像は、壽福寺に預けられた後、普門寺が愛染明王像とともに譲り受けたのだという。 鎌倉時代前期の像で慶派の仏師によるものと考えられている。 |
薬師三尊像とともに普門寺に譲り渡された愛染明王像は、現在、五島美術館所蔵。 |
1868年(明治元年)に神仏分離令が出されるまでの鶴岡八幡宮は神仏習合の宗教施設。 神仏分離による廃仏毀釈の運動の中、1870年(明治3年)に薬師堂、護摩堂、大塔、経蔵、仁王門が破壊された。 |
東京都あきる野市野辺435 JR五日市線「東秋留」駅から徒歩約4分 |
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