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東勝寺橋は、1924年(大正13年)、滑川に架けられたアーチ橋。 関東大震災の復興期には、このようなアーチ橋が多く建造されたが、そのほとんどが撤去された。 当時の姿を保つ東勝寺橋は希少なもの。 鎌倉市の景観重要建築物等に指定されている。 東勝寺橋を渡って葛西ヶ谷に入っていくと、1333年(元弘3年)、新田義貞の鎌倉攻めで、北条高時をはじめとする一族870余人が自刃したという東勝寺跡がある。 |
五代執権北条時頼に仕えていたとされる青砥藤綱という武将は、東勝寺橋で滑川に10文銭を落してしまったことから、家来に命じて50文の松明を買ってこさせ探させたという。 「10文を探すのに50文を払うとは損だ」と笑われた藤綱は、「銭がそのまま川の中にあったのでは永久に使用されることはない。それより50文で松明を買えば10文は返ってくるし、商人も儲かる」と言って笑ったらしい。 |
青砥藤綱旧跡の碑 (東勝寺橋) |
青砥藤綱邸跡 |
東勝寺跡の裏山からは、八雲神社までのハイキングコースとなっている。途中、妙本寺へも下りることができる。 |
山王ヶ谷から隧道を抜けて大町へ行くことができる静かな散歩道。 |
鎌倉市小町 鎌倉駅東口から徒歩15分 |
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