奈良・京都
王城鎮護の東寺と西寺
~京都~
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~王城鎮護の「東寺」と「西寺」~
東寺
西寺跡
東寺
と
西寺
は、平安京の南の玄関口にあたる
羅城門
を挟んで左右対称に配置され、東西を守る王城鎮護の官寺として創建された。
~平安京の南の玄関口と平安京の正門~
羅城門跡
朱雀門跡
平安京の朱雀大路の南端に建てられた
羅城門
は、980年(天元3年)に倒壊した後再建されず、王城鎮護の
東寺
と
西寺
も平安末からの源平の争いで衰退の途を辿っていた。
鎌倉時代になると
源頼朝
は、
東寺
の再興を
文覚
に命じている。
西寺
は、建久年間に五重塔の修理を行ったというが、その塔も1233年(天福元年)に焼失して廃絶したという。
不動堂明王院
神泉苑