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貴船神社の奥宮は、もとの本宮があった場所(貴船神社が創建された場所)。 1046年(永承元年)に社殿が流失し、1055年(天喜3年)、現在の本宮の地に社殿を再建・遷座され、もとの鎮座地は奥宮とされた。 祭神は、高?神 (たかおかみのかみ) とされているが、社記には「闇?神(くらおかみのかみ)と同じ」と記されているという。 |
杉と楓が和合した御神木。 連理とは、別々の木が一つの木になることで、夫婦・男女の深い契りに例えられる。 1924年(大正13年)、貞明皇后が参拝した時に賞賛したという。 |
玉依姫命(たまよりひめのみこと・神武天皇の母)の黄船を小石で覆ったものと伝えられている。 貴船神社は、玉依姫命が黄船に乗って浪速から淀川、鴨川、貴船川を遡り、水神を祀ったのを始まりとしているという。 船形石の小石は、持ち帰ると航海安全にご利益があるとされていた。 6月の例祭(貴船祭)では、子どもたちが忌み串を手に船形石のまわりをめぐり、ひとめぐりごとに忌み串を船形石の窪みに投げ入れて健やかな成長を祈願する。 |
赤染衛門は、藤原道長の正室・源倫子や娘の彰子に仕えた女流歌人。 鞍馬寺を参拝した後、御幣を奉るため貴船神社に詣でた赤染衛門は、暗くなってしまったので貴船神社に泊まったのだという。 |
奥宮への参道に架かるのは思ひ川橋。 下を流れる思ひ川は、御物忌川と呼ばれていたが、和泉式部が夫との仲を祈願したことから、いつしか「思ひ川」と呼ばれるようになったのだとか。 結社には和泉式部の歌碑が建てられている。 |
京都市左京区鞍馬貴船町180 叡山電鉄「貴船口駅」から徒歩30分 京都バス「貴船」から徒歩8分 |
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