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鎌倉最古の神社と言われる甘縄神明神社は源氏ゆかりの社。 1036年(長元9年)に相模守に任じられた河内源氏二代棟梁の源頼義は、その在任中に鎌倉を本拠としていた平直方の娘を妻とし、直方から鎌倉の地を譲り受けた。 この時から鎌倉は河内源氏の東国支配の拠点となった。 頼義は甘縄神明神社に祈願して嫡男の義家を授かったのだと伝えられ、義家は京都の石清水八幡宮で元服したことから「八幡太郎」と呼ばれた。 社伝によると、1063年(康平6年)には頼義が、1081年(永保元年)には義家が修復を施しているのだという。 |
石清水八幡宮 (八幡市) |
由比若宮 (鎌倉市) |
鎌倉を河内源氏の東国支配の拠点とした源頼義は、1063年(康平6年)8月、前九年の役の勝利に感謝するため、源氏の氏神だった京都の石清水八幡宮を由比郷に勧請して由比若宮を創建。 |
鎌倉と源氏:源氏ゆかりの地を本拠とした頼朝 |
壺井八幡宮 (河内源氏の氏神) |
源氏三代の墓 (頼信・頼義・義家) |
鳥居の左側は川端康成邸。 小説『山の音』は長谷を舞台に描かれている。 |
鎌倉市長谷1−12−1 江ノ電「長谷駅」 又は「由比ヶ浜駅」から徒歩5分。 |
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