中世歴史めぐり

鎌倉のアジサイ 鎌倉あじさい物語



大山阿夫利神社
(伊勢原市)

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大山阿夫利神社


 大山阿夫利神社の創建は2200年も前の崇神天皇の時代とされ、752年(天平勝宝4年)に、奈良東大寺を開いた良弁が入山したことにより神仏習合の宗教施設となり、本尊には不動明王が安置された(参考:大山寺)。

 鎌倉時代以降は、源頼朝をはじめとする武家の崇敬を受け、江戸時代になると大山詣と称して多くの庶民が参詣するようになり、現在でも多くの人たちに信仰されている。

 江戸時代までは、本来の祭神の名称である「石尊大権現」と呼ばれていたが、明治の神仏分離で大山寺と切り離されたことにより、阿夫利神社と改称した。


祭神

大山祇大神(おおやまつみのおおかみ)
大雷神(おおいかずちのかみ)
高おかみ神(たかおかみのかみ)





阿夫利神社神泉
神泉

 下社の拝殿下から湧き出る御神水。
 大山名水と呼ばれ、殖産・長命延寿の泉として愛飲されいる。


阿夫利神社浅間社
浅間社

 祭神は、富士山浅間神社と同じ木花咲耶姫神。
 阿夫利神社の祭神大山祇大神はその父。


阿夫利神社天満宮
天満宮
大山登山口
大山登山口









大山寺
リンクボタン大山寺


 大山寺は、755年(天平勝宝7年)、東大寺を開いた良弁によって開かれた。

 源頼朝も崇敬し、鎌倉胡桃ヶ谷大楽寺の願行は、江ノ島に参籠して「鉄造不動明王」と「こんから童子」、「せいたか童子」を鋳造した。

 良弁の入山によって、神仏混淆の宗教施設として繁栄し、阿夫利神社のある場所には願行の不動明王像が安置されていたが、明治の神仏分離によって切り離された。



日本遺産・大山詣





〜源実朝が照乞いを祈念した阿夫利神社〜

 源実朝が詠んだ「時によりすぐれば民の嘆きなり八大龍王雨やめたまへ」は、照乞い(日和乞い)を阿夫利神社に祈念したときの歌なのだという。

 大山寺倶利伽羅堂がその時の堂なのだとか・・・



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大山寺の紅葉
リンクボタン紅葉
大山ケーブルカー
リンクボタン大山ケーブルカー



大山の秋・・・大山寺から日向薬師へ(okadoのブログ)








歴史めぐり源頼朝




阿夫利神社
阿夫利神社

神奈川県伊勢原市大山355

小田急線伊勢原駅より『バス』
神奈中バス大山ケーブル駅行終点下車徒歩15分
大山ケーブル駅からケーブルで阿夫利神社駅へ徒歩すぐ


リンクボタン源頼朝ゆかりの大山寺・日向薬師・飯山観音を巡る



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