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円覚寺の「屈輪文彫木朱漆大香合」(ぐりもんちょうぼくしゅうるしだいこうごう)は、木地に屈輪(グリ)文を掘り、下地を黒漆でかため、上塗りに朱漆を施し、身の側面にも同様の屈輪文を配するもの。
鎌倉彫の原型とされるものの一つ(県の有形文化財)。 1565年(永禄8年)に円覚寺公用として寄進されたもの。 鎌倉国宝館に寄託。 |
鎌倉彫は、宋の工人陳和卿が持ってきた彫漆工芸を真似て、運慶の子康運が仏具を作ったことにはじまると考えられている。 鎌倉彫再興碑は、明治の鎌倉彫先駆者、後藤齋宮(いつき)と運久、三橋鎌山と鎌岳の二家の父子を顕彰する碑。 |
円覚寺の宝物は、11月の宝物風入のときに拝観できる。 |
円覚寺は、八代執権北条時宗が宋の禅僧無学祖元を招いて開かれた。 臨済宗円覚寺派大本山。 鎌倉五山の第二位。 |
鎌倉市山ノ内409 0467(22)0478 JR北鎌倉駅下車すぐ |
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