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浜の大鳥居跡
〜若宮大路〜

編集:yoritomo-japan.com








浜の大鳥居跡碑


 若宮大路の南端に建てられた鶴岡八幡宮の「一の鳥居」は、「浜鳥居」と呼ばれていた。

 最初の「一の鳥居」は、1180年(治承4年)、源頼朝由比若宮(鶴岡若宮)を現在地に遷座したときに創建されたとされ、その後、再建が繰り返されてきたものと考えられている。

 1990年(平成2年)の発掘調査によって発見された柱痕は、戦国時代に北条氏康によって造立された鳥居のものである可能性が高いという。

 この柱痕の発見によって創建当初の鳥居は、現在の「一の鳥居」より鶴岡八幡宮よりにあったものと考えられている。


 浜の大鳥居の遺跡は、由比ガ浜歩道橋の下にあります。





浜の大鳥居目印 浜の大鳥居目印

 若宮大路にあるこの表示は、「浜の大鳥居」の柱痕跡を表している。



浜の大鳥居柱根
発見された柱痕

 現在の大鳥居から鶴岡八幡宮よりで発見されていることから、当初の鳥居の位置が推定できる重要な遺跡となっている。



鶴岡八幡宮一の鳥居
現在の一の鳥居

 柱痕跡が発見されたのは、現在の大鳥居から約200m鶴岡八幡宮より。


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鶴岡八幡宮の一の鳥居(okadoのブログ)








歴史めぐり源頼朝




鶴岡八幡宮
リンクボタン鶴岡八幡宮

 鶴岡八幡宮は、1063年(康平6年)に源頼義が京都の石清水八幡宮を勧請して創建した鶴岡若宮を前身とし、1180年(治承4年)に源頼朝が現在地に遷した。

 以後、武家の都「鎌倉」の中心に置かれ、長く武家の崇敬を集めた。 


鎌倉市雪ノ下2−1−31

0467(22)0315

鎌倉駅東口より徒歩10分



鶴岡八幡宮周辺・西御門・二階堂
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