|
長谷寺の本坊は、本堂と谷を挟んだ南の高台にある。 長谷寺復興のため豊臣秀長に招かれた専誉が入山した1588年(天正16年)の創建。 本坊は小池坊と呼ばれるが、専誉が根来寺の学頭時代の住居だった坊舎の名を受け継いでいるのだという。 当初は本堂近くにあったが、第八世快寿が現在地に移り、1667年(寛文7年)、四代将軍徳川家綱の寄進で再建。 護摩堂は三代将軍徳川家光の側室桂昌院の願いで造営されたのだという。 しかし、1911年(明治44年)に焼失。 現在の建物は1919年(大正8年)から1924年(大正13年)にかけて再建されたもの。 本坊・大講堂・大玄関及び庫裏・奥書院・小書院・ 護摩堂・ 唐門及び回廊・中雀門・土蔵・設計図面が重要文化財に指定されている。 |
奈良県桜井市初瀬731−1 近鉄大阪線「長谷寺駅」下車 徒歩15分 |
大きい地図を見るには・・・右上のフルスクリーンをクリック。 |
|